アディッシュプラスのSNS運用代行https://www.sns.adishplus.co.jpアディッシュプラスは、「CPO~Communication Process Outsourcing〜」という概念の元、サービスを提供Tue, 11 Mar 2025 05:10:05 +0000jahourly1https://www.sns.adishplus.co.jp/wp-content/uploads/2024/09/cropped-adso_log_favicon-32x32.pngアディッシュプラスのSNS運用代行https://www.sns.adishplus.co.jp3232 Instagram(インスタグラム)静止画像のアスペクト比と最適サイズhttps://www.sns.adishplus.co.jp/blog/instagram/blog-20250310/Mon, 10 Mar 2025 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=10436

【運用Tips】Instagram(インスタグラム)のフィード投稿、静止画像の最適サイズをアスペクト比とピクセルサイズをまとめました。]]>

SNS運用を担当していると、画像の重要性を実感する機会が多いのではないでしょうか。特にInstagramでは、フィード投稿、ストーリーズ、リール(動画)など、さまざまな投稿形式を使い分ける運用が求められる中、企業アカウントにおいては画像の劣化を防ぎ、より質の高い投稿を目指したいところです。
本記事では、Instagramのフィード投稿に適した静止画像の推奨サイズや、Instagram社代表のAdam Mosseri氏による最新の発信内容についてまとめています。
なお、Instagramの仕様変更は日々更新されるため、本ブログ記事も随時更新していく予定です。

プロフィール画面の表示グリッドのサイズが変わった(2025年1月)

2024年8月ごろから一部ユーザーにのみテストしていたようですが、2025年1月のアップデートでプロフィール画面の表示グリッドが変更されました。

Instagram社代表のAdam Mosseri氏によると、今回のアップデートは、スマートフォンで撮影される写真や動画のほとんどが縦長であることが背景にあり、ストーリーズやリール(動画)と一緒に表示された際に、画面全体のデザインに統一感を持たせることが目的だそうです。

また、これまで投稿用に画像を正方形に作成し調整するのは手間だったと思いますが、スマートフォンで撮影した縦長の写真や動画を、そのまま簡単に投稿しても違和感が無いようになった点も、今回の改善のポイントとして紹介されています。

>>参考: Instagram代表、Adam Mosseri氏による投稿:2025年1月のアップデートについて
 Adam Mosseri氏のInstagramアカウント(@mosseri)、2025年1月20日投稿より

参考画像:Adam Mosseri氏のInstagramアカウント(@mosseri)、2025年1月20日投稿、プロフィール画面の表示グリッド変更を伝えるものでした。さすが代表ですよね、何らかのWebサイトではなくInstagramで発信しますね。

プロフィール画面の表示グリッドの比率は「3:4」

いままでの正方形画像の投稿はどうなるのか?!

これまでInstagramに投稿する画像は、正方形(1:1)のものが多かったと思います。プロフィール画面では縦長に調整されて表示されますが、実際にフィード画面で投稿を閲覧すると、画像は正方形のまま表示されるため、画像の一部が切り取られるわけではありません。

新グリッド表示のアスペクト比は、推奨アスペクト比の縦長とは違う。

2025年に変更された新しいプロフィール画面では、表示グリッドが縦長になりました。よく見ると、推奨アスペクト比「4:5」の投稿やリールなどの縦長コンテンツも、若干トリミングされていることが分かります。そのため、画像に文字を入れてデザインする際は、縦長タイプの画像でもレイアウトに注意が必要です。

今後、推奨アスペクト比が変更されるのか、さらに表示グリッドが変わるのかは、現時点では不明です。引き続き、最新情報をチェックして行きたいところです(2025年2月現在)。

>>参考:  Instagram社の公式アカウントの表示

参考画像:Instagram社の公式アカウントのプロフィール画面とリール画面の表示。縦長グリッドでもリールなどは少しトリミングされます。

発見タブ(虫眼鏡アイコン)での表示はいままで通り

今後のアップデートで変更される可能性はありますが、現時点では発見タブの表示グリッドは従来通りです(2025年2月現在)。正方形の画像はそのまま正方形で表示され、リール動画は縦長で表示されています。

正方形投稿にグリッドを戻す方法

これまで、文字多めの画像を使ったコンテンツスタイルで投稿してきた企業アカウントでは、プロフィール画面で画像が見切れてしまうケースが多く見られます。
この表示変更については、ユーザー側も状況を理解しているため、大きな問題にはなりにくいかもしれませんが、もともと正方形での表示を前提にデザインされた画像の場合、縦長表示に切り替わることで内容が伝わりにくいコンテンツになる可能性もあります。
若干の余白はできてしまいますが、表示グリッドを正方形に変更する方法もありますので、以下の方法で対処するのもおすすめです。

既に正方形表示するように対応している企業アカウント

>>参考:  ロート製薬 (@rohto_official)

画像内に文字がある場合は見切れてしまうため、表示を新グリッドに対応できるように正方形表示に設定している企業の一つです。投稿量が多い中、対応の速さに頭が下がります。

参考画像:ロート製薬 (@rohto_official)のInstagramアカウントのプロフィール画面表示。この対応の速さは見習いたいです。

<設定方法>正方形表示に戻す方法

すべての投稿を一括で変更する方法はなく1投稿ずつの設定になります。

①プロフィール画面で正方形表示に戻したい投稿をタップします。

※何もしていない状態は「3:4」の縦長表示になり、画像内の文字が見切れてしまっています。

参考画像:設定①プロフィール画面で正方形表示に戻したい投稿をタップします。「大暑」という文字が見切れている。
※筆者アカウント画面

②その投稿の右上にある「・・・」をタップします。

参考画像:設定②②その投稿の右上にある「・・・」をタップします。
※筆者アカウント画面

③表示されるメニューの中にある「プレビューを調整」をタップします。

参考画像:設定③表示されるメニューの中にある「プレビューを調整」をタップ。フィードで見ると画像は正方形。

④画面下に表示される「画面にあわせる」をタップします。

参考画像:設定④画面下に表示される「画面にあわせる」をタップします。
※筆者アカウント画面

⑤画面下に表示される「背景」をタップすると、余白の色を白または黒に変更が可能です。

参考画像:設定⑤画面下に表示される「背景」をタップすると余白の色を白か黒に変更が可能です。黒い画像が少ない場合は、余白が黒いと目立ちます。
※筆者アカウント画面

⑥右上の「完了」をタップし正方形表示設定になります。

参考画像:設定⑥右上の「完了」をタップし正方形表示設定になります。
※筆者アカウント画面

ここからはInstagramのフィード投稿の静止画像の最適サイズについて確認してまいります。

Instagram(インスタグラム)のフィード投稿の静止画像について

静止画像項目Instagramの仕様
容量(ファイルサイズ)30MB以下
形式(拡張子)(推奨)JPG、PNG
※実際にはスマートフォン撮影のTIFFも可能
1投稿に投稿できる枚数最大20枚

>>参考: 
 Facebook広告ガイド:Instagramフィードに配信する「認知度アップ」を目的とする画像広告の仕様
 Instagram (@instagram)2024年8月より_投稿で画像20枚可能に

投稿内容:Instagram(@instagram)のX(Twitter)アカウント、投稿で画像20枚可能に2024年8月9日投稿より

Instagram(インスタグラム)の静止画アスペクト比

アスペクト比おすすめのピクセルのサイズ(横数×縦数 px)
1:1 (正方形)1080 × 1080 px
4:5 (縦長)1080 × 1350 px
1.91:1 (横長)1080 × 566 px

※上段のとおり2025年1月のアップデートの影響で、プロフィール画面の表示グリッドが変更されたため、アスペクト比「1:1」の場合は、プロフィール画面では縦長にトリミングされて表示されます。

アスペクト比とは

画像のサイズを表す際に、「アスペクト比」で指定されることがあります。これは、テレビやモニターなどの画面や画像における縦と横の長さの比率を示すものです。表記は「横:縦」と記載されるのが一般的です。

>>参考:  IT用語辞典 e-Words アスペクト比(縦横比)とは

Instagramで推奨されているアスペクト比(フィード投稿)

Instagramのフィード投稿に関する公式の詳細情報は少ないため、Meta社のビジネスヘルプセンターの情報を参考にしました。広告におけるInstagramのフィード投稿では、以下の3つのアスペクト比が推奨されています。

1:1(正方形)

4:5(縦長)

1.91:1(横長)

>>参考: Metaビジネスヘルプセンター
 Meta広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比

解像度(サイズ)は最大幅1080ピクセルがキーポイント

Instagramヘルプセンターによると、投稿画像の解像度については「アスペクト比が1.91:1〜4:5の範囲で、幅1080ピクセル以上」が推奨されています。また、最小サイズについては「低い解像度で写真を投稿する場合でも、幅320ピクセルまで拡大されます」との記載があります。

画像サイズやデータ容量が大きすぎたり小さすぎたりする場合、Instagram側(アプリ)が自動的にサイズや比率を調整し、最適化された形で投稿されます。ちなみに、この処理はiPhone・Androidのどちらのデバイスでも共通です。

【 画像作成時の注意点 】以下サイズを認識して画像を準備することをおすすめします。

・最小幅:320ピクセル

・最大幅:1080ピクセル

>>参考: Instagramヘルプセンター
 Instagramでシェアする写真の画像解像度

アスペクト比別の表示イメージ

正方形 (1:1)

アスペクト比おすすめのピクセルのサイズ(横数×縦数 px)
1:1 (正方形)1080 × 1080 px

正方形の投稿は、フィード画面で馴染みがあり多くのユーザーが見慣れている画像サイズです。
また2025年1月に実施されたプロフィール画面のグリッド表示の仕様変更により、画像内に文字を入れる場合は、配置に工夫が必要になりました。なお上段で説明していますが、グリッド表示のサムネイルは、正方形表示に変更することも可能です。
デザインのバランスや見やすさを考慮し、必要に応じて設定やレイアウトを調整しましょう。

フィード画面

表示イメージ:正方形(1:1)_1080 × 1080 px

プロフィール画面の表示

表示イメージ:プロフィール画面の1:1正方形画像

縦長 (4:5)

アスペクト比おすすめのピクセルのサイズ(横数×縦数 px)
4:5 (縦長)1080 × 1350 px

縦長画像は正方形画像よりも表示領域が広く、縦方向にスペースがあるためテキストや情報を盛り込みやすいのが特徴です。
2025年1月のアップデートにより変更された表示グリッドのアスペクト比(3:4)が違うため、やはり表示領域をトリミングされてしまいますが、トリミングなどの影響は少ないため今後の投稿にはおすすめです。

フィード画面

表示イメージ:縦長(4:5)_1080 × 1350 px

プロフィール画面の表示

表示イメージ:プロフィール画面の縦長4:5画像の表示

横長 (1.91:1) 

アスペクト比おすすめのピクセルのサイズ(横数×縦数 px)
1.91:1 (横長)1080 × 566 px

特にスマートフォンでの画面占有率が下がるため、アピール度も下がる可能性があります。編集ができない商品クリエイティブや、映像の場合はこの横長サイズで投稿する場合があるようです。
またプロフィール画面での表示は、画像が大きくトリミングされてしまうため、画像内に文字を入れることはあまりおすすめできません。

フィード画面

表示イメージ:横長(1.91:1)_1080 × 566 px

プロフィール画面の表示

表示イメージ:プロフィール画面の横長1.91:1の表示

まとめ:画像制作の注意点(2025年2月時点)

プロフィール画面の表示グリッドの比率は「3:4」

プロフィール画面の表示グリットのアスペクト比は、静止画像の推奨アスペクトとは違うため、どのサイズでもトリミング調整されて表示されてしまします。

  • いままで主流だった1:1(正方形)の場合は画像内テキストに注意して作成する必要があります。
  • 推奨のアスペクト比4:5(縦長)の場合も若干トリミングされて表示されます。

過去の正方形投稿は、プロフィール画面の表示設定で対応。

  • 既に投稿しているフィード投稿で、文字が多いタイプの画像の場合は正方形表示設定ができるので、投稿によっては表示設定をおすすめします。

静止画は「4:5」縦長がおすすめ

2025年2月時点では、他のサイズ(アスペクト比)と同様にプロフィール画面で自動的にトリミングされますが、「4:5」の縦長サイズであれば、両サイドがわずかにトリミングされる程度で、表示への影響が比較的少なくなります。そのため、静止画を準備する際は「4:5」がおすすめのアスペクト比です。

Instagram(インスタグラム)静止画像のおすすめサイズ一覧(チートシート)

こちらのブログ記事の内容を下記チートシートにまとめました。Instagram運用の参考にしていただければ幸いです。

【チートシート】Instagramのフィード投稿静止画像の推奨サイズ一覧

お気軽にお問い合わせください。

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SNS公式アカウントの年末年始ごあいさつ投稿事例(2025年)https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/sns-management/newyear2025/Thu, 13 Feb 2025 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=9412

【投稿事例】2025年お正月のご挨拶投稿をX(Twitter)とInstagramを中心に様々な企業アカウントの投稿事例をまとめました。]]>

SNS担当者にとって、動画や画像を活用した投稿は、制作期間を考慮した事前のプランニングが欠かせません。特に年末年始は、多くの企業が工夫を凝らした投稿で注目を集めるタイミングなので力を入れたいところです。本記事では、そんな季節感あふれる投稿のヒントとして、企業アカウントが2024年末から2025年始にかけてX(Twitter)やInstagramで実際に発信した事例を紹介します。ぜひ投稿のプランニングにお役立てください。

SNSプラットフォーム系

Meta(Facebookページアカウント)

>>参考:  @Meta 20025/1/3投稿

Meta社の公式Facebookページアカウントです。
年始は2025/1/3に浅草、浅草寺の雷門の画像で投稿していました。この画像は周辺の人たちの顔をぼかしているものでした。投稿文では、プライバシーを守るための時差投稿や、写真や動画に写り込んでいる人や景色によるリスクについて紹介し、加えて回避方法も提案する内容でした。
イベントが多い時期に、ユーザーへの注意喚起を積極的に行う姿勢は、主要SNSプラットフォームとしての社会的責任を果たす好例であり、企業アカウントの運用においても参考にしたいポイントです。

投稿イメージ:Metaジャパン、Facebookページお正月投稿

Instagram マーケティング JP(X(Twitter)アカウント:日本語)

>>参考:  @FBBusinessJP 2024/12/31投稿

Instagram(Meta社傘下)の日本向け公式X(Twitter)アカウントです。
年末年始の投稿は2024/12/31のみの投稿で、投稿の内容は多くのユーザーが年末年始の特別な瞬間を楽しめるよう、12月のイベントシーズン限定で登場する機能を紹介しています。タイミングよく情報を発信することで、ユーザーの投稿を促し、Instagramの利用を訴求していました。

投稿イメージ:Instagram マーケティング JPの公式X(Twitter)の大晦日の投稿

X(Twitter)(X(Twitter)アカウント)

>>参考:  @XcorpJP 2025/1/1投稿

X(Twitter)社の日本向け公式X(Twitter)アカウントです。
年始の投稿はシンプルな絵文字とテキストのみの投稿でした。12月のクリスマスシーズンからお正月にかけて展開している企業参加型キャンペーン「#XHoliday」に注目が集まるように、プロフィール画面のフィード全体の統一感を意識した工夫と考えられます。

投稿イメージ:X(Twitter)ジャパンの公式アカウント元旦投稿

Youtube(X(Twitter)アカウント)

>>参考:  @YouTubeJapan 2025/1/16投稿

Youtube社の日本向け公式X(Twitter)アカウントです。
年始の投稿は少し遅れて2025/1/16に投稿していました。今年の「推し事」をユーザーに質問するかたちで投稿していました。仕事始めの今年の豊富ではなく、質問内容を「推し活」にかけているところも面白く、この投稿にはユーザーから推しているアーティストなどの画像やリプライがついて交流が発生していました。

投稿イメージ:YouTubeJapan,、公式X(Twitter)アカウント仕事始めの投稿

主要検索エンジン

Yahoo! JAPAN(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @Yahoo_JAPAN_PR
 2024/12/31 午前9:35投稿
 2025/1/1 午前0:00投稿
 2025/1/1 午前8:30投稿

検索エンジン、Yahoo! JAPANの公式X(Twitter)アカウントです。
2024/12/31の年末の投稿は、夕日を背景に新しい干支の巳(へび)が飛び上がる躍動感のあるクリエイティブ画像 を投稿しました。翌日の元旦には雰囲気を変え、かわいらしい土鈴の写真で投稿をしています。異なるテイストのクリエイティブを用いることで、イベント感を高める工夫が見られます。
また、前年に発生した 能登半島地震 に触れ、支援募金を呼びかける投稿も発信しており、社会的なメッセージを届ける姿勢も、企業アカウント運用の参考になるポイントです。

投稿イメージ:Yahoo! JAPAN、公式X(Twitter)アカウント年末年始の投稿

Google Japan(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @googlejapan
 2024/12/31 午後6:00 投稿
 2024/12/31 午後11:50投稿
 2025/1/2 午前9:00

検索エンジン、Google Japanの公式X(Twitter)アカウントです。
年末の夕方には今年最後の検索ワードを「Google検索納め」として今年最後に検索するワードをユーザーに問いかけるユーザー参加型の投稿をしていました。
年越しの時間帯には、Google Androidのキャラクター「ドロイド君」で投稿していました。半角カタカナを用いた投稿文で、ロボットらしい独特の雰囲気を演出したスタイルで、一年の感謝を伝えていました。さらに、元旦には GIFアニメによるおみくじ を投稿。おみくじの内容はすべてGoogleのサービス紹介につながっており、「大吉」が多めのポジティブな構成で、新年のワクワク感を演出しています。

投稿イメージ:Google Japanの公式X(Twitter)アカウント、年末年始の投稿。

プロスポーツ系

日本相撲協会公式(X(Twitter)アカウント)

>>参考:  @sumokyokai 2025/1/1投稿

日本相撲協会の公式X(Twitter)アカウントです。
元旦に力士のご挨拶動画を投稿していました。動画では先日引退を発表した元照ノ富士が中央に立ち挨拶をしています。土俵での姿が中心の力士たちが、普段着の着物姿で勢ぞろいすることは貴重であり、ファンにとっては嬉しい投稿です。

投稿イメージ:日本相撲協会公式の公式X(Twitter)アカウント、年始投稿

横浜DeNAベイスターズ(X(Twitter)アカウント)

>>参考:  @ydb_yokohama 2025/1/1投稿

プロ野球チーム、横浜DeNAベイスターズの公式X(Twitter)アカウントです。
昨年、1998年以来の26年ぶりとなる日本一となった横浜DeNAベイスターズの新年の投稿は、イラスト画像による投稿でした。レトロな感じと水彩画の風合いはとてもお洒落で、SNSの投稿のために準備したことで特別感があります。
この投稿には、ファンからの 優勝を祝うリプライ が多数寄せられ、SNSがファンとの交流の場として活用されている様子がうかがえます。

投稿イメージ:横浜DeNAベイスターズ、公式X(Twitter)アカウントの年始投稿。

外食・食品系

鰻の成瀬 (Instagramアカウント)

>>参考: @unagi_naruse
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

うなぎ専門チェーン「鰻の成瀬」の公式Instagramアカウントです。
昨年はリーズナブルな価格と店舗数拡大で話題になっていました。Instagramの運用はシンプルで、主に新店舗の開店のお知らせに焦点を当てた投稿が主にされています。そんな投稿の中でも、年末には昨年のお礼と年始には新年のご挨拶を、うな重を背景にしたシンプルでかつブランドの印象を分かりやすいクリエイティブ画像で投稿していました。

投稿イメージ:鰻の成瀬Instagramアカウント、年末年始の投稿。

クックハウス「大阪、おかんパン」(Instagramアカウント)

>>参考: @cookhouse_official
 2024/12/31投稿
 2025/1/2投稿

パン製造販売の株式会社ダイヤの商品ブランド「大阪、おかんパン」の公式Instagramアカウントです。
「おかん」キャラクター とそのパッケージデザインが話題となり、関西土産としても人気を集めています。年末には、「おかん」 と関西弁の挨拶が描かれたクリエイティブ画像を投稿し、ブランドの温かみを感じさせる投稿内容でした。元旦には、年始限定で販売される「干支パン」の写真も紹介され、季節感を演出しています。
定期的にかわいらしいパンの写真をシリーズで投稿するスタイルは、Instagramユーザーの心をつかむ魅力的なコンテンツで、ブランドの認知度向上にも貢献しています。

投稿イメージ:クックハウス「大阪、お投稿イメージ:かんパン」(Instagramアカウント)年末年始投稿。

デルモンテ(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @kikkoman_del
 2024/12/27投稿
 2025/1/6 午前10:30投稿
 2025/1/6 午前11:02投稿

ケチャップをメインとした食品メーカー、日本デルモンテ株式会社の公式X(Twitter)アカウントです。
こちらのアカウントでは、ケチャップの代表的な使い方であるオムライスにケチャップ文字を書いた画像を投稿しています。年始の投稿でも「今年も、ありがトマト」とケチャップで書かれた写真とご挨拶文を投稿していました。お正月も外さずにこの投稿がされたことがフォロワーに喜ばれたと思います。
元旦には、トマトの絵文字をたくさん使って年始のご挨拶と、続けて赤い墨汁で書いた書初めの写真を投稿しています。商品ブランドのイメージが親しみやすくなるような面白い投稿となっています。

投稿イメージ:デルモンテ、公式X(Twitter)アカウントの年末年始投稿。

ヤマキ(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @yamaki_official
 2024/12/27投稿
 2025/1/6投稿

かつお節を中心とした調味料メーカー、ヤマキ株式会社の公式X(Twitter)アカウントです。
年末は少し早めの2024/12/27に年越しそばの写真で投稿し、年始はお雑煮の写真と新年のご挨拶文で投稿していました。 商品の特性上、ユーザーの食卓におなじみの調味料を提供しているため、季節を感じるお食事の投稿はブランドイメージにフィットしており、目で見る年末年始を演出していました。

投稿イメージ:ヤマキ(X(Twitter)アカウント)の公式X(Twitter)アカウント、年始投稿。

プッチンプリン(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @glico_PPPR
 2023/1/1投稿
 2024/1/1投稿
 2025/1/1投稿

食品メーカー、江崎グリコ株式会社のお菓子ブランド「プッチンプリン」の公式X(Twitter)アカウントです。
季節の年中行事ごとに商品のプリンにトッピングをした写真を投稿しています。お正月にもプリンを鏡餅に模した「#プッチン鏡餅 」の写真でご挨拶投稿していました。この数年、この鏡餅アレンジをしたプリンでの投稿を続けているので、ハッシュタグ「#プッチン鏡餅 」をタップすると歴代の鏡餅にアレンジされたプリンを見ることができます。
常に新しいネタやテーマで投稿する必要はなく、節目の投稿は、毎年同じテーマで投稿を続けることで、 ユーザーに期待感を持たせる 運用が実現されており、SNS運用の参考になります。次回の年始のご挨拶にも期待したいところです。

投稿イメージ:プッチンプリン(X(Twitter)アカウント)、お正月の「#プッチン鏡餅 」投稿。

家電量販店・家電メーカー・PC周辺機器系

サンワダイレクト(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @sanwadirect
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

PC周辺機器製造販売、サンワサプライ株式会社の通販プラットフォーム「サンワダイレクト」の公式X(Twitter)アカウントです。
年末の投稿は非公式キャラクターの「サンワダイレク鳥(とり)」をモチーフに年越しそばのイラスト画像で投稿していました。製品イメージが機械的でスマートなイメージがあるため、手書きイラストは新鮮でした。翌日の元旦では、サンワダイレク鳥(とり) を使った年賀状風のクリエイティブ画像と、絵文字を交えた挨拶文で投稿をしていました。

投稿イメージ:サンワダイレクト(X(Twitter)アカウント)の年末年始の投稿。

BRUNO(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @bruno_enjoy
 2024/12/30投稿
 2025/1/1投稿

インテリア雑貨や企業の企画・製造する、BRUNO(ブルーノ)株式会社の公式X(Twitter)アカウントです。
2024/12/30の年末投稿では、年越しそばの紹介をしていました。投稿文には山口名物の「瓦そば」のレシピを掲載しているWebサイトへのリンクを添えて投稿しています。元旦のご挨拶は、シンプルでスタイリッシュなグリーティングカード風のクリエイティブ動画を使用し、新年の挨拶を投稿していました。シンプルながらも洗練されたビジュアルで、ブルーノらしいセンスを感じさせるデザインでした。

投稿イメージ:BRUNO(X(Twitter)アカウント)の年始の投稿。

ヨドバシカメラ(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @Yodobashi_X
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

家電量販店チェーンストア、ヨドバシカメラの公式X(Twitter)アカウントです。
通常の投稿は製品情報やそれに伴うキャンペーン情報が多いため、年末年始のイラスト画像による投稿は、雰囲気が変わりやわらかい雰囲気の投稿でした。 どちらの投稿もフリーイラスト素材の「いらすとや」(※)の画像を活用したクリエイティブです。こうした素材を活用することで、運用工数を抑えながらも、季節感を表現した投稿ができる点は参考になります

(※)参考:かわいいフリー素材集 いらすとや

投稿イメージ:ヨドバシカメラ(X(Twitter)アカウント)、年末年始の投稿。

飲料系

UCC上島珈琲(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @UCC_COFFEE
 2024/12/27投稿
 2025/1/1投稿

コーヒー飲料メーカー、UCC上島珈琲株式会社の公式X(Twitter)アカウントです。
年末の投稿は2024/12/27に、ユーザーに「今年一番飲んだコーヒー」を問いかける内容で、画像はユーザーが回答しやすいように商品に番号を付けて投稿していました。このようなリプライを促進する手法は、SNS運用において参考になる点です。
年始の投稿では、巳(へび) のラテアートが施されたホットドリンクの写真が投稿され、季節に合わせたクリエイティブ画像がおしゃれなコーヒーブランドのイメージを演出しています。

投稿イメージ:UCC上島珈琲(X(Twitter)アカウント)の年始の投稿。ラテアートに注目。

白鶴酒造(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @hakutsuru_sake
 2024/12/29投稿
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

酒造メーカー、白鶴酒造株式会社の公式X(Twitter)アカウントです。
年末にむけて2024/12/29の投稿では、定期的に投稿されているお酒にあう食事との写真で投稿しています。投稿文では、お正月だからこその、おせち料理と金箔入りのお酒について紹介しています。
2024/12/31の年末の投稿は、工場のスタッフの集合写真で、この1年の「いいね」などのリアクションにお礼を伝える投稿でした。お酒を造る現場のスタッフの笑顔はとても好印象で、商品や企業に対するメージがさらにアップする投稿でした。また元旦の投稿は社屋の写真での投稿をしており、投稿文にはご挨拶だけでなく白鶴酒造資料館の営業日についてお知らせしています。

投稿イメージ:白鶴酒造(X(Twitter)アカウント)の公式X(Twitter)アカウント、年末年始の投稿。工場のみなさんの笑顔に注目。

ゲーム系

原神(Genshin)(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @Genshin_7
 2025/1/1 午後0:03投稿
 2025/1/1 午後1:00 投稿

中国のソーシャルゲーム会社、miHoYo開発のゲーム「原神」の公式X(Twitter)アカウントです。 元旦に2投稿していました。毎月発信されるPC・スマホ用の壁紙画像の投稿は、美しいアニメデザインのキャラクターが人気のゲームということもあり、1月の投稿もインプレション数337.3万(2025年1月時点)と高いエンゲージメントを得ていました。
さらに、元旦の投稿では、ユーザーによる二次創作のクリエイティブ画像と合わせて新年のご挨拶投稿をしています。公式アカウントがユーザー生成のUGCを取り上げることで、ファンとの交流を深め、ブランドのファンとの関係強化を進めている企業アカウントの参考にしたいX(Twitter)運用です。

投稿イメージ:原神(Genshin)(X(Twitter)アカウント)の年始の投稿。毎月のデジタルカレンダーは素敵です。

ランドマーク・不動産企業系

あべのハルカス(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @abenoharukas
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

大阪市阿倍野区にある複合商業ビル、あべのハルカスの公式X(Twitter)アカウントです。
大晦日2024/12/31の投稿は、公式キャラクター「あべのべあ」の夕焼けバージョンの赤い姿の写真を使ったクリエイティブ画像で、ユーザーに一年のお礼のご挨拶投稿をしていました。普段はなかなか見られない夕焼けバージョンの赤い「あべのべあ」の写真は特別感がありました。
年始には、天高くそびえ立つあべのハルカスの写真を年賀状のようにアレンジしたクリエイティブ画像で投稿をしています。新年のご挨拶文には中の人の熱意と、ビルの高さとその圧倒的な存在感をうまく取り入れ、視覚的にもインパクトのある投稿となっていました。

投稿イメージ:あべのハルカス(X(Twitter)アカウント)、ランドスケープとして素敵な建物です。

三菱地所グループ(X(Twitter)アカウント

>>参考: @mec__group
 2024/12/30投稿
 2024/12/31 午前0:00投稿
 2024/12/31  午後11:00投稿
 2025/1/1投稿

総合不動産デベロッパー、三菱地所グループの公式X(Twitter)アカウントです。
年末年始の投稿はクリスマスの2025/12/25から始まり毎日カウントダウン形式でシリーズ投稿していました。投稿文はシンプルでありながら、クリエイティブ画像は朱色で印象的でした。
2024年の辰(たつ)と翌年の巳(へび)の芋版のデザインを感じさせる年賀状テイストのイラストで、年末年始のムードを盛り上げる投稿でした。普段の投稿は都市開発や社会貢献活動のレポートが投稿されているため、年末から年始にかけていつもとは違うシリーズ投稿を企画するのに参考になります。

投稿イメージ:三菱地所グループ(X(Twitter)アカウント)の年末年始の投稿。いつもの社会貢献などの投稿とは違い目をひきました。

生活雑貨系

ワッツWatts(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @watts_100
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

100円ショップチェーン、ワッツの公式X(Twitter)アカウントです。
年末の投稿は昨年「いいね」を多く獲得した商品投稿をまとめて紹介していました。一年の振り返りはフォロワーの関心を再び引きつける投稿になります。年始には、同様に動画を活用した年賀状風のご挨拶投稿があり、販売していた商品を使ったお正月の飾り物を美しくレイアウトしています。振り返り投稿で過去に紹介した内容を再度アピールできるチャンスとなり、ユーザーにとっても参考になる情報提供となるので、年末に企画するのもおすすめです。

投稿イメージ:ワッツWatts(X(Twitter)アカウント)の年末年始の投稿。実はこちらもInstagramと同じ投稿をしていたました。

株式会社いわさき_食品サンプル(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @IWASAKI_SAMPLE
 2024/12/31投稿
 2025/1/2投稿

食品サンプルメーカー、株式会社いわさきの公式X(Twitter)アカウントです。
年末の投稿は、さまざまな麺類を盛った丼の食品サンプルの写真で投稿していました。実際にはありえない写真だからこそ商品のよさが活かされている投稿です。また投稿文は、一年のお礼と商品の面白味を伝えたいという意気込みのあるものでした。
年始は2025/1/2に、おせち風にレイアウトされたケーキの食品サンプルの写真を投稿しています。ユーザーを楽しませながらも、自社の商品を自然にアピールする投稿スタイルは参考にしたいところです。

投稿イメージ:株式会社いわさき_食品サンプル(X(Twitter)アカウント)の年末年始の投稿。

研究機関系

国立極地研究所/NIPR(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @kyokuchiken
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

国立極地研究所の公式X(Twitter)アカウントです。
年末の2024/12/31に、南極観測船「しらせ」が昭和基地に接岸する様子を伝える投稿があり、南極での活動のリアルな一面をレポートしていました。続く年始の2025/1/1には、基地近くに現れるかわいらしいペンギンの動画を投稿し、自然の魅力を感じさせる内容でした。日々の研究や活動の紹介に加え、動物や自然現象を取り上げることで、ユーザーに親しみやすさを感じてもらえる運用が光ります。

投稿イメージ:国立極地研究所/NIPR(X(Twitter)アカウント)
、年末年始の投稿。ペンギンが可愛いです。

旅行情報系

北海道じゃらん(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @hokkaido_jalan
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

旅行情報誌の「じゃらん」の北海道に特化した「北海道じゃらん」の公式X(Twitter)アカウントです。
年末の2024/12/31には、ユーザーの1年の疲れを癒すようなリラックスできる写真が投稿され、旅行気分を高める内容となっていました。続く年始の2025/1/1には、巳(へび)年を祝うお正月の置物の写真をシンプルに投稿し、清々しい新年の雰囲気を演出しています。
普段から旅行情報誌ならではの、美しい写真とわかりやすい投稿文の組み合わせの投稿が継続されており、フォロワーに親しみやすく心地よい印象を与えるSNS運用です。

投稿イメージ:北海道じゃらん(X(Twitter)アカウント)、年末年始の投稿。温泉の湯気は年末の多忙なユーザーに癒しでした。

通販系

ZOZOTOWN(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @zozojp
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の公式X(Twitter)アカウントです。
普段はセールや商品紹介、オンラインショップへのリンクを含む投稿スタイルが特徴ですが、年末の2024/12/31と年始の2025/1/1には、公式キャラクター「箱猫マックス」の可愛らしくデザインされたイラスト画像を活用した投稿が行われました。
通常と違うスタイルでの投稿は、セール情報が視覚的に楽しく伝えられ、Webサイトへのリンクも訴求するX(Twitter)カード形式で投稿されています。

投稿イメージ:ZOZOTOWN(X(Twitter)アカウント)、年始の投稿。いつもスタイリッシュな投稿が多いのでイラストで可愛らしさが倍増でした。

Amazon JP(Instagram・X(Twitter)アカウント)

>>参考: Instagramアカウント @amazonjapan
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

>>参考: X(Twitter)アカウント @AmazonJP
 2024/12/31投稿
 2025/1/1投稿

オンライン通販、ネットサービス企業、Amazonジャパンの公式InstagramとX(Twitter)アカウントです。
年末の2024/12/31には、Amazonの象徴的なロゴがデザインされた配送用ダンボールを、干支の動物たちが橋渡しをしているイラスト画像を投稿していました。翌日の元旦には、今年の干支の巳(へび)が、その荷物を運び進めるイラストで、年始の始まりを祝うストーリー性のあるクリエイティブが披露されました。
InstagramとX(Twitter)で同じクリエイティブ画像を使用し、投稿文については異なるSNS向けにそれぞれの特徴を活かした工夫がされています。X(Twitter)では装飾を加えて視覚的に分かりやすくし、Instagramでは関連するハッシュタグを活用して、各プラットフォームのユーザーに最適化されています。このように同一のクリエイティブを異なるSNS向けにカスタマイズして活用する手法は、効率的な運用方法として参考になります。

投稿イメージ:Amazon JP(Instagram・X(Twitter)アカウント)
の年末年始の投稿。2025年の「5」がヘビになっているのも可愛らしいです。

神社仏閣系

春日大社(X(Twitter)アカウント)

>>参考: @KASUGASHRINE
 2025年1月1日 午前0:25投稿
 2025年1月1日 午前5:46投稿

昨年の大河ドラマで話題の藤原氏と関係の深い奈良県にある春日大社の公式X(Twitter)アカウントです。
新年は深夜から投稿が続きました。初太鼓を奏で参拝者を迎える動画での投稿や、早朝に行われる歳元祭という斎行の様子も動画で投稿されていました。新年の投稿はおごそかで伝統的な風物詩を感じさせる神社ならではの投稿でした。一方で、お正月の期間は周辺の交通事情や混み具合もX(Twitter)で発信するなど、親切な情報も投稿していました。

投稿イメージ:春日大社(X(Twitter)アカウント)の年末年始の投稿。動画でおしみなく儀式の様子を発信するサービス精神をぜひ閲覧してほしいです。

まとめ:年末年始は特別な投稿で区切りをつけ、ユーザーに印象を与えよう

年末年始における企業や団体の公式アカウントの投稿から、以下の傾向が見受けられました。

(1)干支をモチーフにした投稿

 お正月に合わせて、干支をテーマにしたクリエイティブな画像を活用した投稿が今年も目立ちました。年始の挨拶として干支を取り入れることで、季節感を強調し、タイムラインが華やかでした。年賀状のような投稿をすることで、季節の変わり目をしっかりと演出できるので干支は画像に取り入れたいところです。

(2)仕事納めと仕事始めに投稿する企業も 

SNSのインプレッション数(閲覧数)は、特に大晦日や元旦などの休日に下がる傾向が見られます。企業アカウントによっては、大晦日の12/31や元旦の1/1に投稿を避け、エンゲージメント対策として仕事納めや仕事始めの日に投稿をする企業アカウントも多くなりました。

(3)X(Twitter)とInstagramで同一クリエイティブを活用

同一のクリエイティブを、複数のSNSプラットフォームに投稿する企業が増えています。SNSごとにユーザー層や仕様が異なるため、投稿文やハッシュタグはそれぞれのプラットフォームに最適化しています。リソースを効率的に活用し、広範囲にリーチすることが可能となります。

(4)公式キャラクターを活用した特別デザイン

公式キャラクターを所有するサービスや企業では、お正月仕様の特別デザインを用いた投稿がよく見られます。ファンにとって、キャラクターの特別な姿は親近感を感じさせ、企業のサービス精神を感じられます。こうした投稿はファンとの関係強化につながります。

今年のお正月もたくさんの企業アカウントの投稿を楽しませていただきました。こちらの記事がSNS運用を担当された方の参考になればと思います。

お気軽にお問い合わせください。

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X(Twitter)を囲み装飾で分かりやすい投稿文にしよう(サンプル一覧)https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/x-twitter/blog-20240904/Wed, 04 Sep 2024 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=7166

【運用Tips】X(Twitter)、Instagram、Facebookにもコピペで使える基本的な囲み、ライン、装飾を一覧化しました。]]>

X(Twitter)の投稿文をより魅力的にするために、特殊文字などで装飾している企業アカウントを見受けます。そこで本記事では、X(Twitter)の投稿事例を参考に、基本的なラインや囲み装飾をコピーして使えるようにまとめました。
これらの装飾は、文字数の制限があるX(Twitter)だけでなく、InstagramやFacebookなどの、より多くの文字数を投稿できるプラットフォームでも活用いただけます。

ギザギザの囲み装飾(突然の死ジェネレーター)

X(Twitter)の装飾で、驚きや衝撃的な雰囲気を演出するためにギザギザの囲みの装飾をしている投稿を見受けます。作成するにはむずかしいのですが、下記の「突然の死ジェネレーター」というサイトでは、投稿したい文章を入力すると装飾してくれます。
投稿文をアレンジしたいと思っているSNS運用担当者であれば活用をしてみてはいかかでしょうか。

装飾例

_人人人人人人人人人
> SNS運用代行 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

>>参考:  突然の死ジェネレーター
こちらのサイトのフォームにテキスト入力すると装飾してもらえます。

参考画像:Webサイト「突然の死ジェネレーター」、筆者はいつもお世話になっています。

>>参考:株式会社ゼンリン
 @ZENRIN_official

地図情報の調査・制作・販売を行う、ゼンリンの公式X(Twitter)アカウントです。
珍しい交通標識を紹介する際にギザギザの装飾を施し、視覚的なインパクトを与えていました。「大八車通行禁止」という、あまり見かけない標識を発見した驚きが、この装飾によってより効果的に伝わります。また、文字間に半角スペースを入れることで重要な情報を強調し、ワードが目を引く工夫もされている点なども参考にしたいポイントです。

参考画像:株式会社ゼンリン公式X(Twitter)アカウントの装飾ライティング事例

シンプルな下線ラインで強調

文字数に制限のあるX(Twitter)では装飾は文字数にも影響するため、下線だけの装飾をして伝えたいワードを強調することもおすすめです。

>>参考:レタスクラブ【公式】
 @lettuce__club

KADOKAWAが発行している料理雑誌、レタスクラブの公式X(Twitter)アカウントです。
発売日を分かりやすく強調するため、点線のラインが使用されています。絵文字も併用することで、視覚的に訴求力を高めつつ、シンプルな点線で全体をまとめ、バランスの取れた投稿文となっています。

参考画像:レタスクラブ公式X(Twitter)アカウントの囲み装飾ライティング事例

上下線ラインで強調

上下を囲むことで、伝えたい項目の視認性を更に上げる装飾方法です。掲示板や新聞の見出しの様な装飾をすることで、より重要な部分が強調されるためタイムラインで印象に残る投稿になるので活用してはいかかでしょうか。

>>参考:ベスト電器【公式】
 @bestdenki_jp

大手家電量販店、ベスト電器の公式X(Twitter)アカウントです。
実施中の企画を伝える投稿で、見出しのように囲み装飾を入れています。囲む内容が短文で明瞭なのも参考になります。

参考画像:ベスト電器公式X(Twitter)アカウントの装飾ライティング事例

>>参考:Viséeヴィセ公式
 @visee_official

新商品を拡散するためのSNSキャンペーンの投稿です。
商品のイメージに合わせて、硬質なラインだけでなく、柔らかい装飾を冒頭に用いるなど、ブランドイメージに合わせた工夫が凝らされています。ブランドの世界観を伝える上で装飾に工夫が必要だと分かる投稿例です。

参考画像:Viséeヴィセ公式X(Twitter)アカウントの装飾ライティング事例

1行目の左右の装飾で強調

キャッチコピーなどの1行目の両端を装飾し、伝えたいキャッチコピーなどを強調します。加えて、その行の前後に改行を入れると余白となり雰囲気が変わります。

>>参考:Panasonic Beauty
 @PanasonicBeauty

大手電気メーカー、パナソニックの美容家電ブランド「Panasonic Beauty」の公式X(Twitter)アカウントです。
ユーザーへの質問をキャッチコピーとして一文目に配置し、両端を太字にすることでシンプルながらも視認性を高めた投稿をしていました。

参考画像:Panasonic Beauty公式X(Twitter)アカウントの一行目の装飾事例

基本の吹き出し

X(Twitter)の投稿でよく見る吹き出し型の装飾は、まるでつぶやいているような、親しみやすい印象を与えます。お知らせやキャンペーン告知など、楽しさを伝えたいときに効果的です。

吹き出しの「v」の位置を調整するだけで、表現の幅が広がります。 例えば、「v」を左右どちらかに寄せることで、話しかけているように演出できるので、ぜひ様々なアレンジを試してください。

>>参考:リアル脱出ゲーム
 @realdgame

謎解きをベースとしたイベント企画・運営を手がけるSCRAP社の「リアル脱出ゲーム」の公式X(Twitter)アカウントです。
開催中の謎解きイベントの開催期間延長のお知らせを投稿していました。参加者も活用しているハッシュタグ「#奈良謎解き寺巡り」を吹き出しの装飾に用いることで、イベントについて興味をもったユーザーがタップしやすく、拡散を促しています。

参考画像:リアル脱出ゲーム公式X(Twitter)アカウントの吹き出し装飾投稿事例

>>参考:【公式】au Online Shop
 @au_Online_Shop

大手携帯電話・移動通信キャリア、auのオンラインショッピングサービスの公式X(Twitter)アカウントです。
下部だけのシンプルな吹き出しで機種名とキャッチコピーを添えることで、スタイリッシュなデザインを際立たせていました。

参考画像:au Online Shop公式X(Twitter)アカウントのシンプルなラインだけの吹き出し装飾事例。

斜め開き囲み

X(Twitter)で見られる斜め線の装飾は、まるでスピーカーで発表しているような、あるいは手を挙げているような、シンプルな中に遊び心のある表現として人気です。
この装飾は、SNSキャンペーンや新商品の発表など、注目を集めたい投稿で頻繁に利用されています。

>>参考:サッポロ一番
 @sapporo1ban_jp

即席麺メーカー、サンヨー食品の商品ブランド「サッポロ一番」の公式X(Twitter)アカウントです。
アレンジレシピを紹介する投稿で、メニュー名とキーワードを斜め線で装飾し、各料理の特徴がひと目で分かるようになっていました。そのあとにつづく文章も改行などにより余白がありバランスがいいレイアウトで、読みやすい投稿でした。

参考画像:サッポロ一番公式X(Twitter)アカウントの斜め線の囲み装飾ライティング事例

>>参考:アサヒ飲料AsahiSoftDrinks
 @asahiinryo_jp

飲料メーカー、アサヒ飲料のソフトドリンクを紹介する公式X(Twitter)アカウントです。
140周年を記念して期間限定で発売される新商品の発表に、商品ロゴの三ツ矢をイメージさせる斜め線で囲む装飾が用いられていました。また、商品の復活を祝う高揚感も感じさせる演出でもありました。

参考画像:アサヒ飲料AsahiSoftDrinks公式X(Twitter)アカウントの斜め線で装飾ライティング事例

太字の記号でインパクト装飾

太字の記号文字での装飾は、囲むことで力強い商品イメージを強調するなど、注目を集めたいコンテンツに効果的です。また太字の記号を上下四隅に配置することで、可愛らしい商品やサービスのイメージにぴったりです。

>>参考:CASIO EDIFICE | カシオ エディフィス ジャパン 公式
 @CasioEdificeJP

電機メーカー、カシオのスポーツウォッチブランド「CASIO EDIFICE(カシオ・エディフィス)」の公式X(Twitter)アカウントです。
モータースポーツのカッコよさが伝わる画像と合わせて、商品名を太字の記号文字で囲むことで、商品の特長をダイナミックに表現している投稿です。

参考画像:CASIO EDIFICE | カシオ エディフィス ジャパン公式X(Twitter)アカウントの太字記号による装飾ライティング事例

>>参考:かはく【国立科学博物館公式】
 @museum_kahaku

上野に本館がある国立科学博物館の公式X(Twitter)アカウントです。
幅広い世代に愛される通称「かはく」では、常設展だけでなく季節ごとの特別展やイベントも多数開催され、X(Twitter)でも告知がたくさん投稿されています。そのため、月のデジタルカレンダー画像を配信する投稿では、シリーズ投稿として分かりやすくするため毎月同じ装飾を加え視覚的に分かりやすくしています。

参考画像:かはく【国立科学博物館】公式X(Twitter)アカウントの太字記号による装飾ライティング事例

まとめ_タイムラインで目に留まる工夫を

囲みや装飾で文字の視認性を上げる

多くの投稿がタイムラインに表示され流れるX(Twitter)では、視覚的に目に留まりやすくする必要があります。そこで、文字装飾を用いた強調など、内容の理解を促す工夫が必要です。
また、InstagramやFacebookなど、長文投稿が可能なプラットフォームにおいても、情報の整理は読解性を高める上で重要です。

投稿内容や商品・サービスのイメージも考慮

SNSの投稿内容や商品・サービスのイメージに合わせて、囲み装飾を用いることで、より効果的な表現が可能です。例えば、力強い言葉には太字の囲み、柔らかい商品には点線の囲みなど、投稿文を作成する際には、装飾が投稿内容と調和しているか確認するようにしましょう。

強調するワードの選定

SNS投稿において、読者である一般ユーザーに伝えたいポイントを効果的に強調することは重要です。キャンペーンの応募条件や、新商品のキャッチコピーなど、投稿内容から厳選したワードを装飾することで、読者の注目を集めることができます。

今回はX(Twitter)で頻繁に見ることのあるラインや囲み装飾の基本的なものをまとめました。SNSライティングのお役に立てれば幸いです。

お気軽にお問い合わせください。

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主要SNSの国内ユーザー数と特徴をふまえて運用を考えよう(LINE、YouTube、X(旧 Twitter)、Instagram、Facebookなど)https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/sns-management/snsactiveusers/Tue, 18 Jun 2024 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=6606

【ユーザー数】LINE、YouTube、X(旧 Twitter)、Instagram、Facebook、Pinterest、Linkedin加えて新興SNSのSNSのTikTok、Bluesky、Threadsなどのユーザー数を一覧でまとめております。]]>

企業がSNSで公式ビジネスアカウントを開設する場合、ターゲットとなるユーザー層に合わせた情報発信が重要です。そのためには、国内のSNSユーザー数や各SNSの特徴を理解する必要があります。そこで本記事では、主要SNSに加え近年注目を集めている新興SNSも含めた、国内SNSの最新状況をまとめました。

主要SNSユーザー数一覧

こちらの記事では、主要SNSであるLINE、YouTube、X(旧Twitter)、Instagram、Facebookの国内および世界ユーザー数に加え、LinkedIn、Pinterest、TikTok、Threads、Blueskyといった注目度の高いSNSのユーザー数も一覧でまとめました。各SNSが公開した時点の情報に基づいておりますので、今後も更新していく予定です。

※(MAU:Monthly Active Usersの略、月間アクティブユーザー数で月に1回以上利用があったアカウント数)

SNS国内ユーザー数世界ユーザー数
LINEMAU 9,600万(2023年9月末時点)台湾のMAUは2,200万
タイのMAUは5,300万
(2022年11月発表)
YoutubeMAU 7,120 万(2023年5時点)
※18歳以上
利用者数20 億以上(2024年5月時点)
X
(旧Twitter)
MAU 4,500万(2017年10月27日時点)MAU 5億4,000万(2023年7月時点)
InstagramMAU 3,300万以上(2019年3月時点)

※2023年11月開催のカンファレンスで2倍になったと発表されたことから、
約6,600万以上と想定される。
MAU 20億以上(2022年第3四半期決算発表会より)
FacebookMAU2,600万(2019年7月時点)MAU 28億5千万(2021年3月時点)
TikTokMAU 950万(2019年2月5日時点)

※16歳以上のMAUは約1,700万まで増加していると、
一部メディアで触れられている(2021年10月7日公開)。
MAU 10億以上(2021年9月27日時点)
Pinterest登録ユーザー300万以上(2022年8月時点)登録ユーザー10億以上(2024年5月時点)
LinkedIn300万以上(2022年8月時点)世界200か国以上、10億以上に利用されている。(2024年5月)
Threads公表無しMAU 1億5,000万以上(2024年4月24日月時点)
Bluesky公表無しユーザー数500万以上(2024年2月時点)

ここからは、各SNSの国内ユーザー数と特徴をまとめております。

LINE(ライン)

ロゴ画像:LINE

LINEの国内ユーザー数:9,700万(2024年11月時点)

LINE Business Guideの公開データによると、LINEの国内月間利用者数は9,700万を突破し、日本人の約80%が利用するまでに成長していると発表しています。

>>参考: LINEヤフー for Business_媒体資料・ガイドライン
 LINEヤフー 媒体資料 2024/11/06更新 より

参考画像:LINEヤフー for Businessの媒体資料2024/11/06更新より

LINEの特徴と国内ユーザーの傾向

特徴:

個人やグループ間でのチャット投稿による会話機能を備えたコミュニケーション型SNSであるLINEは、連絡ツールとして国内で広く普及し、インフラ化していると言われています。
他のオープン型SNSとは異なり、会話内容は第三者に公開されません。一般ユーザーは基本的な機能を無料で利用できますが、チャット画面に貼付できるスタンプなどの一部機能は有料となります。

ユーザー層:

LINEの2024年4-9月期 媒体資料によると、10代から60代まで幅広い年齢層が利用しており、特に60代以上の利用者も確実に利用していることら、LINEは他のSNSと比べて普及率が非常に高いと言えます。

>>参考: LINEヤフー for Business   LINE広告の特徴・魅力「01 他媒体ではリーチできない」

利用傾向・その他:

連絡ツールとして広く普及しているLINEは、アプリに通知が表示されると多くのユーザーがすぐにメッセージを確認する習慣があるため、発信したメッセージの既読率が高いと言われています。
一方で、企業アカウントが情報を発信する場合、送信相手である「友だち」を増やす必要があるというデメリットがあります。

LINEの海外ユーザーに関する情報

海外での利用は比較的知られていないLINEですが、台湾、タイ、インドネシアなどのアジア地域を中心に、着実に利用者を増やしています。
LINEヤフーCGIO(Chief Global Investment Officer)ファン・インジュン氏の2022年11月発表によると、台湾の月間アクティブユーザー数は2,200万、タイの月間アクティブユーザー数は5,300万に達していることを公表しています。
コミュニケーションツールとしての地位を確立しているだけでなく、近年はネット銀行サービスなど新たな事業にも積極的に進出しており、プラットフォームとしての更なる事業拡大を進めているようです。

>>参考: LINEヤフー株式会社   LINEのグローバル事業がシェアを拡大し続ける理由

YouTube(ユーチューブ)

ロゴ画像:Youtube

YouTubeの国内ユーザー数:7,120 万(2023年5月時点)

YouTubeの国内月間アクティブユーザー数は、2023年5月時点で18歳以上のユーザーが7,120万を超えたと発表されています。この発表には18歳未満のユーザー数は含まれていないため、実際の利用者数はさらに多いと考えられます。

>>参考: Think with Google_ 2023 年の YouTube 視聴はますます多様に —— テレビデバイスで月間 3,800 万、ショート動画も前年度より加速(2023年10月)

参考画像:2023 年の YouTube 視聴はますます多様に、テレビデバイスで月間 3,800 万人、ショート動画も前年度より加速2023年10月

YouTubeの特徴と国内ユーザーの傾向

特徴:

YouTubeは、インターネット上で動画コンテンツを共有できるSNSプラットフォームです。ユーザーは、投稿された動画を鑑賞するだけでなく、自身の映像も手軽に公開できます。
動画は最長12時間のものを投稿でき、テレビのような横長の画角の映像が主流ですが、日本では2021年7月から「YouTube ショート」というTikTokのような縦長動画で最長60秒のコンテンツも作成投稿できるようになりました。
動画配信者は「ユーチューバー」と呼ばれ、魅力的な動画コンテンツを投稿し、広告収入などを得ているユーザーもいます。視聴者は「スーパーチャット」などの機能で、ユーチューバーに投げ銭をすることも可能で、ユーチューバーの収入源となっています。
また有料サービス「YouTube Premium」もあり、視聴中の広告が一切表示されないなどのサービスもあります。

ユーザー層:

YouTubeは若年層の利用をイメージしやすいですが、公式発表によると、45歳〜64歳のユーザーが2,680万を超えており、幅広い年齢層に利用されているとのことです。

>>参考: Think with Google_ 2023 年の YouTube 視聴はますます多様に —— テレビデバイスで月間 3,800 万、ショート動画も前年度より加速(2023年10月)

総務省「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、10代〜30代は90%以上の高い利用率で、40代~50代でも85%以上ということで若者層から大人層まで利用されていることも分かります。

>>参考: 総務省_ 「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
・10代:96.4%
・20代:98.2%
・30代:94.7%
・40代:89.9%
・50代:85.3%
・60代:66.2%

参考画像:YouTube、総務省_「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

利用傾向・その他:

インターネット回線に接続可能なテレビが2019年頃から増えたことも影響し、コネクティドテレビ(Cnnected TV)によるYoutubeの視聴が伸びています。
「Think wtih Google」の公式発表によると、2021年3 月時点で、日本では月間 2,000 万以上がテレビ画面でYouTubeを視聴しているそうです。スマホで見るのではなく、テレビの拡張コンテンツとしての利用も増えたことになります。

>>参考:  Think with Google (2021年6月)
「テレビでYouTube」が月間 2,000 万に急成長中ーーコネクテッドテレビ広告、スマートニュースやパナソニックはこう使った。

参考画像:Think with Google (2021年6月)より

>>参考:  Otonal_コネクテッドTVとは?5年で8倍!急成長の広告市場規模も解説

YouTubeの海外ユーザーに関する情報

YouTube CEOニール・モハン氏の紹介コンテンツで、世界中の 20 億以上の人々が利用していることに触れています(2024年5月時点Webサイトにて公開中)。

>>参考:  YouTube CEOニール・モハン氏、紹介文より

X(旧:Twitter)(エックス(旧:ツイッター))

ロゴ画像:X(旧、Twitter)

X(旧Twitter)の国内ユーザー数:4,500万(2017年10月27日時点)

2017年10月27日の公式X(旧Twitter)アカウントの投稿で、月間アクティブユーザー数は4,500万と発表されています。
それ以降、公式での日本国内のユーザー数についての公式リリースはありません。

>>参考: X(旧Twitter)@XcorpJP   2017年10月27日投稿より

参考画像:X(旧Twitter)@XcorpJP 2017年10月27日投稿より

X(旧Twitter)の特徴と国内ユーザーの傾向

2022年11月にイーロン・マスク氏がCEOに就任してから、機能やサービスの改変を積極的に進めており、2023年7月には社名をTwitter(ツイッター)からX(エックス)に変更しています。

特徴:

X(旧Twitter)は、140文字以内の短文投稿で気軽に情報を発信できる、リアルタイム性の高いSNSです。タイムラインの表示が時系列に流れていくためリアルタイム性が高く、気に入った他者の投稿をリポスト(リツイート)できるため拡散性も高いSNSです。
有料サブスクリプションサービス「X Premium(プレミアム)」(旧 Twitter Blue)の利用で、投稿したテキストを30分以内であれは編集できるようになったり、文字数が25,000文字で投稿でき、かつ認証バッジ(公式マーク)が得られるようになります。

ユーザー層:

X(旧Twitter)は2008年の日本語版サービス開始から15年が経過し、ユーザー層は若者層から徐々に大人層へと変化していると考えられてますが、総務省の「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、20代が78.8%と最も多く、次いで30代が55.5%、10代が54.3%、40代が44.4%となっており、若者層を中心に利用されているようです。

>>参考: 総務省_ 「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
・10代:54.3%
・20代:78.8%
・30代:55.5%
・40代:44.5%
・50代:31.6%
・60代:21.0%

参考画像:X(旧Twitter)総務省_「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

利用傾向・その他:

SNSキャンペーンでは、参加が手軽な「フォロー&リポスト(リツイート)キャンペーン」が拡散性の高さから、多くの企業アカウントでSNSマーケティングとして実施されています。
匿名性の高いアカウント名・ユーザー名が多いこともあり、リアルタイムでかつ本音を投稿するユーザー文化が根付いています。そのため、最新の情報や口コミを検索するツールとしても活用方法が広がりを見せているようです。
また匿名性を活かした本音による投稿や情報の拡散は、誤解やいわゆる炎上を招く可能性もあるため企業アカウント運用においては、投稿内容に細心の注意を払い発信を行うことが重要です。

X(旧Twitter)の海外ユーザーに関する情報

2023年7月時点で、月間アクティブユーザー数は5億4,000万を超えたと発表されています。またイーロン・マスク氏によるX(旧Twitter)の投稿では、2022年11月時点で1日あたりのアクティブユーザー数が2億5940万と発表しています。

>>参考: 
 Reuters_旧ツイッターの「X」、月間利用者5.4億超 「過去最高」=マスク氏(2023年7月29日)
 イーロン・マスク氏(@elonmusk)による2022年11月22日投稿より

Instagram(インスタグラム)

ロゴ画像:Instagram(インスタグラム)

Instagramの国内ユーザー数:3,300万以上(2019年3月時点)

国内の月間アクティブアカウント数が3300万を突破(2019年3月時点)とプレスリリースされています。

>>参考:Meta Newsroom Instagram  国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破(2019年06月07日)

国内ユーザー数が倍に成長し約6,600万に

正確な数字は公表されていませんが、2023年11月開催の「Meta Marketing Summit Japan 2023」において、日本法人代表の味澤氏が、国内ユーザー数が2019年に発表された3,300万の2倍に達したと発表しました。このことから、約6,600万のユーザー数が推定されます。

>>参考:  2023年11月に行われた「Meta Marketing Summit Japan 2023」

参考画像:
オンラインセミナーMeta Marketing Summit Japan 2023より

Instagramの特徴と国内ユーザーの傾向

2012年4月に当時のFacebook社(Meta社)に買収されて以降、画像や動画を中心としたビジュアルコミュニケーションをメインとしたSNSとして成長を続けています。

特徴:

Instagramは、画像や縦長動画(リール)によるビジュアルコミュニケーションに特化したSNSです。
投稿文(キャプション)は2,200文字まで可能で、投稿後も編集できます。ハッシュタグは1投稿あたり30個設定でき、ハッシュタグ自体をフォローすることもできます。また、動画ライブ配信機能の「インスタライブ」では最大4時間のリアルタイム動画配信が可能です。
ショップ機能は、企業アカウントが投稿した画像や動画からユーザーが直接商品ページへ遷移できるなど、ユーザーが興味を持った商品にスムーズに出会える環境づくりを進めています。
2023年7月から18歳以上のクリエイター向け有料サブスクリプションサービス「Meta認証(Meta Verified)」が日本でも開始されました。このサービスでは、FacebookとInstagramのアカウント認証バッジ(公式マーク)の付与や、なりすまし対策となる保護サービスなどが利用できます。

ユーザー層:

2019年6月のMeta社発表によると、公表時点で日本国内ユーザーの57%が女性、43%が男性でした。このデータから、女性ユーザーが多いイメージが強いInstagramですが、近年はユーザー層の多様化が進んでいることが推察されます。

>>参考:Instagram 最新のニュースとアドバイス_  Instagramで新しいターゲット層を開拓するには(2019年6月20日)

総務省の「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、10代〜20代の利用率は70%以上で、30代が63.7%と若者層がボリュームゾーンということがわかります。

>>参考:総務省_  「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
・10代:70%
・20代:73.3%
・30代:63.7%
・40代:48.6%
・50代:40.7%
・60代:21.3%

参考画像:Instagram、総務省_「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

利用傾向・その他:

Instagramは、「インスタ映え」という言葉が定着する要因となったお洒落でスタイリッシュな写真の共有が主流でしたが、近年では画像のスライド表示機能を活用した知識ネタの投稿も増加しています。 ファッションだけでなく、経済や投資などのライフスタイルに関する情報も充実しており、「タグる」と言われるハッシュタグ検索の利用も活発化しているようです

Instagramの海外ユーザーに関する情報

親会社であるMeta社の決算発表会で世界でのユーザー数が発表されることが多く、2022年第3四半期決算発表会では、Instagramの月間アクティブユーザー数が20億人を超えたと公表しています。

>>参考:Meta – Financials _Quarterly Earnings 
 「Third Quarter 2022 Results Conference Call(2022年第3四半期決算発表会)」

Facebook(フェイスブック)

ロゴ画像:Facebook(フェイスブック)

Facebookの国内ユーザー数:2,600万(2019年7月時点)

2019年8月に前フェイスブックジャパン代表の長谷川氏が退任前のインタビューで、国内の月間アクティブユーザー数は2,600万と公表していました。それ以降、最新の国内ユーザー数の公表はありません。

>>参考:  CNET Japan(2019年07月08日)

Facebookの特徴と国内ユーザーの傾向

特徴:

Facebookは実名登録制を採用しているため、比較的マナーのある利用文化が根付いています。
ユーザーは学歴やキャリアなどの情報を設定することで、共通点を持つ友達や知人を見つけられ繋がることができるプラットフォームとして、SNS黎明期に大きな話題となりました。 2020年からは、自社オンラインショップへ誘導できるショップ機能が日本でも利用可能になっています。
通常の投稿文は最大6万文字まで入力でき、投稿後も編集可能です。さらに、「いいね」ボタンには様々な種類があり、感情を表現しやすいのもエンゲージメント機能の特徴です。 また、Instagramと連携することで、リール(動画)などのコンテンツを双方に同時に投稿できるようになっています。

ユーザー層:

SNSの先駆者ということもあり、ユーザー層は大人世代以上の利用率が高いようです。総務省の「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、最も多いのは30代~40代で、最も少ないのは10代の11.45%でした。

>>参考:総務省_  「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
・10代:11.45%
・20代:27.6%
・30代:46.5%
・40代:38.2%
・50代:26.7%
・60代:20.2%

参考画像:Facebook、総務省_「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

利用傾向・その他:

画像と文章の組み合わせてボリューム感のあるコンテンツが投稿できるため、ブログや会報誌のように活用したり、海外への発信を兼ねて商品紹介や、社会活動などの投稿をする企業アカウントが見うけられます。

Facebookの海外ユーザーに関する情報

日本ではユーザー数の伸び悩みを感じるところですが、海外での利用は圧倒的に多く、2021年4月28日にリリースされた「2021年第1四半期決算発表会」で2021年3月の月間アクティブユーザー数は28億5千万人と発表しています。

>>参考: Meta Investor Relations
 First Quarter 2021 Results Conference Call(2021年第1四半期決算発表会)April 28th, 2021

TikTok(ティックトック)

ロゴ画像:TikTok(ティックトック)

TikTokの国内ユーザー数:950万(2019年2月5日時点)

2019年1月末に、日本における2018年振り返りと2019年の事業計画の発表の場で、国内月間アクティブユーザー数は950万と公表しています。

>>参考:ITmedia マーケティング_  TikTokはコミュニケーションプラットフォームとして2019年の日本でどう進化するか(2019年02月05日 )

日本での16歳以上の月間アクティブユーザー数が約1,700万まで増加

2021年10月07日公開のデジタルメディア「MarkeZine(マーケジン)」にて、電通メディアイノベーションラボ 主任研究員の天野氏によるTikTokの解説では、日本での16歳以上の月間アクティブユーザー数が約1,700万まで増加していることに触れていました。

>>参考:MarkeZine(マーケジン) _  「2021年に活用を始めないと乗り遅れる」電通天野氏に聞くTikTok活用の今

TikTokの特徴と国内ユーザーの傾向

特徴:

15秒から10分のショート動画を投稿したり視聴できる、動画によるコンテンツ交流を軸にしたプラットフォームで、各投稿に第三者からのテキストによるコメントや「いいね」でコミュニケーションが取れるSNSです。
おすすめ画面には、そのユーザーの興味関心を独自のシステムで察知し表示されるため、フォロワー数が多くないアカウントにも様々なユーザーにリーチできるチャンスがあると言われています。

ユーザー層:

10代から20代のいわゆるZ世代が主なユーザー層といわれていますが、2023年12月公開のTikTokの公式ブログでは、ボリュームゾーンの年齢層が上がり、ユーザーの平均年齢が36歳と公表しています。

>>参考:TikTok For Business ブログ_  エンタメコンテンツにはもはや欠かせない存在に:データが実証したテレビとTikTokの親和性 (2023年12月22日)

総務省の「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、10代が最も多く66.4%、次いで20代が47.9%と、利用率は10代から20代にかけて高いことが分かります。今後は30代以上の利用拡大にも注目です。

>>参考:総務省_  「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
・10代:66.4%
・20代:47.9%
・30代:27.3%
・40代:21.3%
・50代:20.2%
・60代:11.8%

参考画像:TikTok,、総務省_「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」より

利用傾向・その他:

TikTokでは、話題のテーマや音楽に乗せたダンス動画がバズる投稿として主流ですが、近ごろでは動画や写真に音声解説を加えた知的情報やお役立ち情報も増加しています。企業アカウントも例外ではなく、TikTokでトレンドとなっている動画の構成や音楽を駆使し、おすすめ表示されるよう運用を継続することが必要となります。

TikTokの海外ユーザーに関する情報

Bytedance社(TikTok)の2021年9月27日のプレスリリースによると、世界での月間アクティブユーザーが10億に達したことを公表しています。また、サンフランシスコに本社を置くデータ解析会社のSensor Tower社によると、2020年4月時点でApp StoreとGoogle Playで世界中で20億回以上ダウンロードされているとのことです。

>>参考: 
 TikTok ニュースルーム_10億人の皆様に、ありがとうございます!!!( 2021/09/27)
 Sensor Tower_TikTok Crosses 2 Billion Downloads After Best Quarter For Any App Ever

参考画像:TikTok ニュースルーム_10億人の皆様に、ありがとうございます!!!( 2021/09/27)

Pinterest(ピンタレスト)

ロゴ画像:Youtube

Pinterestの国内ユーザー数:870万(2020年12月時点)

2021年4月15日公開、デジタルメディアCNET Japanのインタビューにて、Pinterest Japan社は国内ユーザー数が870万(2020年12月ニールセン調べ)と公表しています。当時の記事によるとコロナ禍で在宅時間が増えたことで、ユーザー数が伸長したとのことでした。

>>参考:CNET Japan_  コロナ禍に「Pinterest」が急成長した理由–前年比で利用者1.6倍、料理レシピ探しにも

Pinterestの特徴と国内ユーザーの傾向

特徴:

Pinterestは、2008年にアメリカでサービスを開始したビジュアル検索SNSです。2014年に日本でサービス開始しました。画像収集・共有をメインとしたSNSです。 ユーザーは、インターネット上の好きな画像を「ピン」と呼ばれるブックマーク機能で保存・共有します。
従来のSNSは発信される投稿がある程度タイムリーに流れていくイメージですが、画像を収集しストックする利用方法なので、投稿されて時間が経ったものも閲覧されるチャンスがあります。 また、画像に外部リンクを貼付することで、ワンクリックで情報元へアクセスできるのも利便性の高い点です。
ビジネスアカウントでは、動画のアップロードと自動再生が可能で、商品紹介などにも活用されています。

ユーザー層:

既存の全ユーザーの割合などは公表されていませんが、上段で触れた「コロナ禍に日本国内のユーザーが増加し、月間アクティブユーザー数は前年比で1.6倍となる870万(2020年12月ニールセン調べ)」と発表した際に、Z世代と呼ばれるユーザーが前年比で50%増加し、男性が48%、ミレニアム世代が36%増加したことも公表しています。

Pinterestのの海外ユーザーに関する情報

2024年4月30日リリースの2024 年第 1 四半期の業績発表にて、全世界の月間アクティブユーザー数が前年比12%増加し、5億1,800万となったと公表されていました。

>>参考:Pinterest_Press releases   Pinterest Announces First Quarter 2024 Results, Reports 23% Revenue Growth and More Than Half A Billion Monthly Active Users

LinkedIn(リンクトイン)

ロゴ画像:LinkedIn(リンクトイン)

LinkedInの国内ユーザー数:300万以上(2022年8月時点)

2022年8月のプレスリリースによると、日本での登録メンバー(ユーザー)数は300万以上とのことです。またWebサイトのプレスルームでも現在の普及状況を紹介しています。

>>参考: 
 PR TIMES_LinkedIn、日本での登録メンバー数が300万を突破(2022年8月22日)
 LinkedInプレスルーム_About Us

参考画像:LinkedInプレスルーム_About Usより世界地図で各国のユーザー数を表示している。

LinkedInの特徴と国内ユーザーの傾向

2003年にサービスを開始し、2016年12月には米マイクロソフト社の傘下に入りました。2011年10月から日本語でのサービスを開始しています。

特徴:

アカウント登録は実名制のビジネス特化型のSNSです。
ユーザーが自身の学齢や過去の経歴を設定することで、関連する他のユーザーと繋がるチャンスを得られます。またホーム画面の「つながりの提案」や「類似するその他のプロフィール」に表示される他のユーザーに繋がりを申請することで能動的に繋がりを増やすことも可能です。
また有料のサブスクリプションサービス「Premiumプラン」には、個人向け企業向けのプランそれぞれで求人の訴求に繋がる4つのプランがあります。Premium Career は求職者向けで、それ以外は採用活動をしている企業向けのプランになります。

<有料プラン4種>
Premium Business
Sales Navigator
Recruiter Lite
LinkedInラーニング

>>参考:LinkedInヘルプ _  無料のLinkedInアカウントとLinkedIn Premiumアカウントの違いについて

ユーザー層:

通常のSNSはプライベートな関係での繋がりが多いですが、明らかに20代から40代の社会人の現役世代が多いようです。

>>参考:  INFO CUBIC _GLOBAL MARKETING BLOG_「B2B特化のSNS「LinkedIn統計データ 」~ユーザーデータ、年齢層、収入、利用地域~ 世界のマーケティング情報が集まるメディア」
・15~25歳:16%
・26〜35歳:27%
・36〜45歳:34%
・46〜55歳:37%
・56歳以上:29%

利用傾向・その他:

ビジネスに軸をおいているSNSで、個人は自己プロフィールと経歴を公開し、企業は社会活動や採用情報を発信することで、個人と企業、個人間のビジネス交流のプラットフォームとして普及しています。

LinkedInの海外ユーザーに関する情報

世界でのユーザー数は、200か国で10億以上(2024年5月時点)とLinkedInのプレスルームWebページで公開されています。

>>参考:  LinkedInプレスルーム_About Us

Threads(スレッズ)

ロゴ画像:Threads(スレッズ)

Threadsの世界ユーザー数:1億5000万以上(2024年4月24日時点)

Threadsの日本単独での国内ユーザー数は、現時点では公式発表されていません。
2024年4月24日の2024年第1四半期決算発表会の公開内容で、世界月間アクティブユーザー数は1億 5000万を超えていることに触れていました。

>>参考: 
 Meta – Financials_20241Q:Earnings Call Transcript(22024年第1四半期決算発表会 2024年4月24日)
 Meta Newsroom (@MetaNewsroom)2024年4月25日投稿より

参考画像:Meta Newsroom(@MetaNewsroom)2024年4月25日投稿より

Threadsについて

主要SNSのFacebookとInstagramを傘下にもつMeta社が、2023年7月にThreadsのサービスを開始しました。テキストベースでのコミュニケーションを軸としたSNSで、X(旧Twitter)の代替えを狙ったとされています。 Threadsのアカウント開設にはInstagramアカウントが必要で、両アカウントを連携させる必要があります。

特徴:

1投稿あたりの文字数はX(旧Twitter)の140文字よりも多く、最大500文字まで投稿でき、画像は10枚まで投稿可能です。X(旧Twitter)では改行が文字数内で行えますが、Threadsでは1回の投稿で1回のみ可能です。また、下書き保存、プロフィール画面への投稿固定、ダイレクトメッセージ機能は現時点では提供されていません。今後の機能拡張に期待したいところです。

シンプルなインターフェースで、X(旧Twitter)のようなトレンド表示機能がないため、ユーザーは話題を気にせず、自分の興味に沿った自由なコミュニケーションを楽しめます。

Bluesky(ブルースカイ)

ロゴ画像:Bluesky(ブルースカイ)

Blueskyの世界ユーザー数:500万以上(2024年2月時点)

Blueskyの日本単独での国内ユーザー数は、現時点では公式発表されていません。
2024年2月に招待制が廃止され、誰でもアカウント登録が可能になったことを受け、世界でのユーザー数は急増しています。2024年2月23日には、Bluesky公式アカウントが総ユーザー数が500万を超えたことを発表しました。

>>参考:  Bluesky(@bsky.app)2024年2月23日

参考画像:Bluesky(@bsky.app)2024年2月23日

Blueskyについて

特徴:

Blueskyは、元Twitter社CEOのジャック・ドーシー氏が立ち上げたSNSです。基本的な使い方はX(旧Twitter)似ていますが、現時点(2024年5月)では動画投稿やアカウント非公開設定(鍵アカウント)などの機能はありません。

文字数はX(旧Twitter)よりも多く最大300文字まで入力でき、最近ではダイレクトメッセージ機能も追加されました。今後の機能拡張に期待できます。X(旧Twitter)の代替となる可能性を秘めており、その動向を注視したいところです。

>>参考:  Bluesky Blog_Just shipped: Bluesky Direct Messages! (DM機能リリースを発表)

まとめ:公式アカウントの開設には各SNSのユーザー数と特徴をふまえましょう。

マス広告では獲得しづらい層がSNSには存在するため、企業は効果的な情報発信や顧客とのコミュニケーションを実現するために、SNSアカウントの開設が不可欠となっています。

SNSで公式アカウントを開設する際には、ターゲットとなる世代やコミュニケーション方法を明確にし、それぞれのSNSのユーザー文化や特徴を理解した上で、適切なプラットフォームを選択することが重要です。

SNS各社の国内ユーザー数は公式な発表が頻繁には行われていないため、正確な把握が難しい状況でした。各SNSが公開している情報や調査結果に基づき、今後も当記事を更新して行く予定です。SNS運用担当者のお役に立てれば幸いです。

お気軽にお問い合わせください。

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Instagramストーリーズ投稿に「スタンプ」を活用してエンゲージメントを上げようhttps://www.sns.adishplus.co.jp/blog/instagram/blog-20240412/Fri, 12 Apr 2024 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=6502

【SNS機能】Instagramストーリーズで「スタンプ」で使いやすい基本的なものを企業公式アカウントの投稿例とあわせてまとめました。]]>

 2024年7月機能アップデート 】
Instagramの機能アップデートにより、リアクションスタンプも変更がありました。「クイズ」スタンプが2024年7月時点は使用できない状態です。当ブログでは過去にあった機能の一つとして掲載しております。

2016年にストーリーズ機能がローンチされてから、徐々にスタンプやGIFスタンプなどが増え、24時間以内に消える投稿として気軽に使われています。そこで今回は、閲覧するユーザーが反応しやすいスタンプを活用している企業アカウント事例とその意味をご紹介します。

あらためてInstagramのストーリーズとは

「ストーリー」と言われる場合もありますが「ストーリーズ」が正式名称です。
2016年に機能が公開されたストーリーズは、フルスクリーンで表示される投稿形式で、投稿後24時間で表示されなくなります。ハイライト機能があるのでプロフィール画面にアーカイブとして、24時間後でも掲載が可能です。
またMeta社の2018年調査によると、日本のデイリーアクティブアカウントの70%がストーリーズを利用していると発表されています。

>>参考: Meta_Newsroom  3300万を突破(2019年3月時点)したことを発表しました。

ストーリーズで出来ること

ストーリーズ投稿で出来ることは下記となります。

  • 1投稿で画像は6枚まで可能。
  • 動画は60秒のものが投稿できる。
  • スタンプ」や「テキスト」などで投稿画像や映像を装飾できる。
  • アカウントが非公開設定の場合、ストーリーを閲覧できるのはフォロワーのみ。

ストーリーズの掲載場所

ストーリーズは閲覧者のフィード画面の上部に掲載されます。ハイライトは各アカウントのプロフィール画面に掲載されます。ストーリーズは左側に表示されているものが、閲覧者にとって興味関心があり投稿者との親密度が高いとされています。

参考画像:Instagramストーリーズの掲載場所

>>参考: Instagramについて  Instagramストーリーズ

ストーリーズのアルゴリズム対策

アルゴリズムとは

全ての投稿が閲覧するユーザーにとって関連性や興味関心が高いものかを、Instagram社が判断するためのシステムです。「いいね」などの閲覧者によるリアクションは「シグナル」とされ評価基準となり、投稿がランク付けされているそうです。

>>参考: Instagram for Creators  Instagramのアルゴリズムのしくみと、ランキングに与える影響について

ストーリーズをより表示されるようにするには

  1. 閲覧者がフォローしているアカウントや、フォローしているハッシュタグでの投稿が優先的に表示される(広告などをのぞく)。
  2. 閲覧者によるエンゲージメント(リアクション)が過去に発生しているほど優位になる。(いいね、コメント投稿など)
  3. 短期間に連続して投稿しても表示されないため、投稿者は大量投稿には注意する。

関心や関係度を測る指標(シグナル)は閲覧者からのリアクション(エンゲージメント)が重要となる。

閲覧者からストーリーズに「いいね」や、コメントや画像をタップするなどのアクション(エンゲージメント)を得られる投稿が必要となります。
そこで、リアクションしやすくなるように「スタンプ」などで工夫することをお勧めします。

>>参考: Instagramについて  Instagramの仕組みを解き明かす By Adam Mosseri氏

スタンプを活用している企業アカウントのストーリーズ投稿

基本的なスタンプでユーザー参加型の投稿に

スタンプには多くの種類がありますが、スタンプの設定画面の冒頭に表示される基本的なスタンプを活用して、閲覧ユーザーからリアクションを得られるようなストーリーズ投稿をしている事例を紹介します。

「アンケート」スタンプ

ストーリーズで簡単なアンケートの実施が可能になります。閲覧したユーザーがタップすると、すぐに現時点での回答の傾向が何パーセントか表示されます。アンケートは結果もデータとして興味深いものとなるので、多くの企業アカウントが活用しているようです。

>>参考: HIS Japan
 @his_japan
 2024/3/25フィード投稿

旅行代理店、エイチ・アイ・エスの公式Instagramアカウントです。
こちらのストーリーズでは、最新のフィード投稿の内容を紹介しつつアンケートスタンプを入れていました。いなべ市農業公園にある梅林公園に行ったことがあるかをアンケートしています。
選択肢に「行ってみたい」を入れていることで、閲覧したユーザーが参加しやすく好意的な回答ができることは参考にしたいところです。

参考画像:HIS Japanのストーリーズでアンケートスタンプが利用されていた。

「クイズ」スタンプ

クイズの質問パートと回答パートが設定でき、閲覧したユーザーがタップするだけでクイズに参加できます。

※2024年7月のアップデートでリアクションスタンプも変更がありました。「クイズ」スタンプが現時点は使用でいない状態です。当ブログでは過去にあった機能として掲載しております。

>>参考:ニトリ
 @nitori_official

家具およびインテリア用品の販売・メーカー、ニトリの公式Instagramアカウントです。
こちらのストーリーズでは「クイズ」スタンプを活用して新商品を紹介していました。クイズに参加したくなる大きく見やすいレイアウトはストーリーズ作成のポイントだと思います。
また、最後の画面で正解を伝え、「リンク」スタンプでWebサイトに誘導していました。新商品に興味が沸いたユーザーの訴求対応となるので参考にしたいストーリーズの画面遷移です。

参考画像:「クイズ」スタンプを利用しているニトリ公式Instagram

「リンク」スタンプ

Instagramは通常のフィード投稿ではリンク設定ができないため、ストーリーズの「リンク」スタンプは外部のWebサイトや他者ユーザーのアカウントなどへリンク設定ができるので拡散に活用したいところです。また、リンクするテキスト部分もカスタマイズができるので、内容に合わせて調整できます。

>>参考: ORBIS(オルビス)
 @orbis_jp
 2024/3/25フィード投稿

化粧品メーカー、ORBIS(オルビス)の公式Instagramアカウントです。
フィード投稿と併せてストーリーズも同じ商品の投稿をしました。もともとのクリエイティブがスタイリッシュなせいかストーリーズもデザインが伝わるようなレイアウトです。「リンク」スタンプでWebサイトへのリンクが2か所ありますが、最下部の「商品の詳細はこちら」が目立ちタップしやすい大きさにしていることろはレイアウトの参考になります。

参考画像:「リンク」スタンプを活用しているORBIS(オルビス)の葬式Instagram

「絵文字スライダー」スタンプ

閲覧したユーザーが、絵文字の部分をスライドして意思表示できるスタンプです。絵文字の部分は顔のタイプのものなどに変更も可能です。

>>参考: UNIQLO(ユニクロ)
 @uniqlo_jp

アパレル製造・小売ブランド、ユニクロの日本公式Instagramアカウントです。
実際にモデルが商品を試着した動画をストーリーズで投稿していました。試着した2つの商品の比較紹介だけでなく、スタンプを活用して「どっちがすき?」とユーザーに向けてライトな質問をしていました。
閲覧したユーザーは深く考えずにスライドを移動させるだけの返答になり、絵文字も可愛らしいので反応しやすいスタンプです。

参考画像:「絵文字スライダー」スタンプをストーリーズで活用しているユニクロ公式アカウント

「絵文字リアクション」スタンプ

絵文字の部分を閲覧するユーザーがタップすると、画面下部から設定した絵文字がどんどん浮かび上がって来るスタンプです。画面がにぎやかになりユーザーが楽しめるスタンプの一つです。絵文字は設定時にいろいろな絵文字に設定できるので内容にあわせてアレンジが可能です。

>>参考:キッコーマン豆乳 
 @kikkoman_tounyu
 2024/3/25フィード投稿

調味料、加工食品、キッコーマンの商品ブランド「キッコーマン豆乳」の公式Instagramアカウントです。
新商品の紹介をフィード投稿とストーリーズで投稿していました。こちらのストーリーズでは、閲覧しているユーザーに分かりやすく「気になる人はTAP」と表示が入れてあり、タップしやすいフローになっていました。

参考画像:「絵文字リアクション」スタンプをストーリーズで活用しているキッコーマン豆乳の公式Instagram

「ハッシュタグ」スタンプ

フィード投稿と同じように#ハッシュタグのハイパーリンク機能が設定できるスタンプです。「ハッシュタグ」スタンプをタップすると、そのハッシュタグで投稿されている多くの投稿が検索表示されます。
UGC施策など実施している際に告知をするストーリーズで「ハッシュタグ」スタンプを活用するのもお勧めです。

>>参考:とらや
 @toraya.confectionery
 2024/3/26フィード投稿

設立1974年の老舗和菓子メーカー、株式会社虎屋のブランド「とらや」の公式Instagramアカウントです。
「#とらやとお花見」をキャプション文につけて「とやら」のお菓子とお花見の写真を投稿してもらうUGC施策の告知がストーリーズで投稿されていました。
「ハッシュタグ」スタンプをタップすると、指定のハッシュタグを付けている投稿が集約され検索表示されるので、他のユーザーによる春らしい景色と和菓子の写真での投稿が閲覧できるので盛り上ります。

参考画像:「ハッシュタグ」スタンプをストーリーズで活用しているとらやの公式インスタ

「質問」スタンプ

質問を投げかけ、回答コメントをユーザーに入力してもらえるスタンプです。画面下部にあるInstagramのコメント投稿機能を使わずに、このスタンプから入力してもらう機能です。

>>参考:リケンのノンオイル
 @riken_tensai

調味料・加工食品メーカー、理研ビタミン株式会社のブランド「リケンのノンオイル「天才調味料」」の公式Instagramアカウントです。
「質問」スタンプを活用してユーザーとのコミュニケーションを図っていました。前回のストーリーズの「質問」スタンプで得られた声をまとめてご紹介する画像もあり、コメントを入力すると見てもらっているというイメージも沸く構成になっていました。ぜひ「質問」スタンプを使う予定の企業アカウントは参考にして欲しい投稿です。

参考画像:「質問」スタンプをストーリーズで活用しているリケンの公式インスタ

「場所」スタンプ

店舗やイベントなどの場所を紹介するのに便利です。タップすると地図情報が表示されるので興味のあるユーザーの行動を促進するチャンスになるスタンプです。

>>参考:渋谷スカイ 
 @shibuya_sky

渋谷の超高層ビル、渋谷スクランブルスクエアの45階の展望台の公式Instagramアカウントです。
投稿されたストーリーズは写真がメインで、ここはどこだろうと期待感を煽るレイアウトで、下部に配置された「場所」スタンプをタップすると地図画面になり、加えてその周辺情報に関連した他者の投稿も一緒に表示されました。

参考画像:「場所」スタンプをストーリーズで活用している渋谷スカイ 公式インスタ

まとめ:ストーリーズにスタンプを活用しよう

今回はストーリーズの基本的なスタンプとスタンプを活用している企業アカウントの投稿を紹介しました。傾向としては下記のようなポイントが見えてきました。

短時間で理解しやすいレイアウト

どのような情報を発信しているのか分かりやすいレイアウト(ユーザーインターフェース)でストーリーズを作成している。

アクションしやすい「スタンプ」を使う

他にも基本のスタンプはあるのですが、閲覧者したユーザーが簡単に反応できるものを活用している企業が多かったように思います。また、活用することでコンテンツ感がアップするので興味が沸いてくる内容になっていました。

閲覧者はストーリーズを見入ってしまう

ストーリーズも通常のフィード投稿と同じように、閲覧ユーザーは画面下部にあるコメントや「いいね」などの入力機能から反応できるのですが、ストーリーズの内容を見入ってしまうためリアクション(エンゲージメント)が伸び悩む傾向があるようです。

閲覧したユーザーがコンテンツをストーリーズの中身を集中して閲覧している状態で、すぐにリアクション(エンゲージメント)がしやすいスタンプの活用をおすすめします。

お気軽にお問い合わせください。

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X(Twitter)静止画像のアスペクト比と最適サイズhttps://www.sns.adishplus.co.jp/blog/x-twitter/blog-20240318/Mon, 18 Mar 2024 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=6450

【運用Tips】X(Twitter)の静止画像の最適サイズをアスペクト比とピクセルサイズをまとめました。]]>

X(Twitter)のタイムラインに投稿した画像が劣化などを起こしては、せっかくの投稿の印象が下がります。そのため画像サイズの最適化が言われていますが、アスペクト比やPCでの表示やスマホアプリでの表示はどうなのか気になる点が多いのでSNS運用担当者は戸惑うことがあると思います。そこで今回は、タイムライン投稿の静止画の最適サイズのアスペクト比とピクセルをまとめました。
またX(Twitter)は仕様が日々変わるため、今後もこのブログ記事は更新する予定です。

X(Twitter)のタイムライン投稿の静止画の仕様

静止画像の項目X(Twitter)の仕様
容量最大5MB
※高画質画像(4K画像)も可能
形式(拡張子)PNG、JPEG、GIF(BMPとTIFFは不可)
1投稿に投稿できる枚数1枚~4枚
ALTテキスト1,000文字まで

X(Twitter)スマホアプリで高画質画像をアップロードするには

2021年3月に高画質画像(4K画像)も投稿が可能になりました。PCでは不要ですが、スマホのX(Twitter)アプリで投稿する場合には設定が必要です。
また閲覧する側の設定も必要になるため、一般ユーザー側を考慮すると必ずしも高画質で投稿する必要がない場合は、5MB以下で画像を準備することをおすすめします。

設定方法(PCでは設定不要)

アプリメニューの「設定とサポート」→「設定とプライバシー」→「アクセシビリティ、表示、言語」→「データ利用の設定」画面に入ります。
選択肢の「画像を高画質でアップロード」を「オン」にします。設定を変更しないかぎり「オフ」になっています。

参考画像:X(Twitter)スマホアプリで高画質画像をアップロードするための設定方法(アプリのみ)

>>参考: X(Twitter)Japan社アカウント  (@XcorpJP)2021年4月22日投稿より

ALTとは

「ALT」とは、元々はWebサイトを構築するHTMLの1つで画像に対する代替えテキストを設定するソースです。画像が表示されなかった場合にALTに設定した文章が表示されたり、また目の不自由な方が使用する読み上げブラウザによって、ALTに設定してある画像の内容を音声読み上げされるものもあります。
X(Twitter)では画像上に「ALT」と文字が表示されますので、タップすると入力した画像の説明文が表示されます。

参考画像:X Japan (@XcorpJP) 2022年10月28日投稿より

>>参考: 
・Xヘルプセンター  ALTバッジとGIF画像ラベルの使い方
・X Japan _ (@XcorpJP) 2022年10月28日投稿

「Xヘルプセンター」から読み解く最適ピクセルサイズ

1200ピクセルがキーポイント

X(Twitter)社のヘルプセンターには通常のタイムライン投稿の画像について強く言及する公式」Webサイトは現時点ではないため、広告投稿用の「広告クリエイティブの仕様」ページを参考にしました。下記の画像についての説明がところどころ見受けられました。

※引用:Xヘルプ_ プロモ広告「画像広告」

「独立した画像広告」

アスペクト比1.91:1の場合、1200 x 628ピクセルを推奨。大きい画像を使った方が、ユーザーが画像を拡大したときに精細に表示されます。

PCやスマホアプリで画像を拡大された場合に画像が劣化しないように1200ピクセルをベースに横長・縦長の画像のアスペクト比でサイズを算出すれば問題はないことが想定できます。

アスペクト比とは

画像の話になると突然「アスペクト比」と言われ戸惑いますが、意味としてはテレビやモニターなどの画面や、画像の縦と横の長さの比率です。対比表記は「横数:縦数」が一般的のようです。

>>参考: IT用語辞典 e-Words  アスペクト比(縦横比)とは

アスペクト比計算ツールWebサイトを利用しよう。

X(Twitter)の運用を担当すると、既に出来上がっているクリエイティブ画像を投稿用に加工する場合があります。
その場合に、もともと最適サイズなのか確認する必要があります。画像サイズをピクセルからアスペクト比を算出するために手間なので、下記のような計算ツールなどのWebサイトを活用することもおすすめです。

>>参考: Ocadweb _ アスペクト比計算ツール(縦横比/16:9/4:3/3:2/2:1/黄金比

横長

アスペクト比ピクセルのサイズ(横数×縦数 px)
2:11200 x 600 px
16:91200 × 675 px
3:21200 x 800 px
4:31200 x 900 px

※上段のとおり、横幅を1200ピクセルで作成すると画像をタップし拡大表示された場合にも対応できます。

アスペクト比 16:9

X(Twitter)の画面の横長画像として馴染みのある形です。

アスペクト比 4:3

画面占有率が上がるためSNSキャンペーンや、新商品などのバナーとして利用できるサイズです。

参考画像:横長画像のアスペクト比とピクセルのサイズ

正方形

アスペクト比ピクセルのサイズ(横数×縦数 px)
1:11200 x 1200 px

※上段のとおり、横幅を1200ピクセルで作成すると画像をタップし拡大表示された場合にも対応できます。

アスペクト比 1:1

アスペクト比「1:1」の画像も、画面占有率が上がるためインパクトも強くSNSキャンペーンや、新商品などのバナーとして利用出来るサイズです。
また、X(Twitter)とInstagramで同じ投稿をする運用スタイルをとっている企業アカウントであれば、Instagramへ流用できるので便利なサイズでもあります。

参考画像:正方形の画像のアスペクト比とピクセルのサイズ

縦長

アスペクト比ピクセルのサイズ(横数×縦数 px)
3:4960 ×1280 px
1200 × 1600 px
1:2640 × 1280 px
600 × 1200 px

※上段のとおり、画像をタップし拡大表示された場合にも対応できるようにアスペクト比を維持した1200ピクセル以上のサイズで作成することをおすすめします。

2021年5月「#縦長サムネ」が話題に

2021年5月にスマホアプリ(iOS・Android)で縦長の画像を投稿しても、タイムラインに縦長の状態を維持した状態で表示されるようになりました。

それ以前はかなりの部分を無理矢理トリミングされ、タイムラインでは横長に表示されていましたが、縦長のイメージを維持して表示されるようになり、多くの一般ユーザーや企業アカウントが「#縦長サムネ」とハッシュタグを付けて縦長の画像を投稿をしていたので機能リリースされた当時は話題になりました。

>>参考: X(Twitter)Japan 2021年5月6日投稿より

参考画像:X(Twitter)Japan 2021年5月6日投稿より

縦長画像のおすすめ比率は「3:4」、上下がトリミングされる「1:2」は注意。

他にも縦長のアスペクト比では「1:2」や「9:16」がありますが、下記の当サイトの関連ブログで、表示テストをしたところ、縦長の画像も比率によっては上下を若干ではありますが程度トリミングされて、タイムラインに表示されているため、トリミングされずに表示された「3:4」をおすすめします。

アスペクト比 「3:4」

アスペクト比「3:4」であればタイムラインでも画像の全体が表示されるためおすすめです。
長い商品や見せ方を工夫することで楽しい投稿になりますが、正方形よりもさらに画面占有率が高くなるため、連投するとユーザーによっては不快に感じる場合もあるので投稿スケジュールに工夫が必要だと思います。

参考画像:縦長3対4、アスペクト比とピクセルタイプ

まとめ:X(Twitter)のおすすめ静止画サイズ

X(Twitter)社が推奨しているアスペクト比で画像を作成することで、基本的にスマホアプリでもPCでも問題無く表示されます。注意点としては、X(Twitter)の仕様で僅かですが四隅が丸くトリミングされますので、画像内のデザインに気を付けたいところです。

X(Twitter)静止画像のおすすめサイズ一覧(チートシート)

※こちらのブログの内容を下記チートシートにまとめました。SNS運用の際に参考にしていただければ幸いです。

参考画像:X(Twitter)静止画像のおすすめサイズ一覧(チートシート)。PCブラウザでWINの場合は右クリック画像が可能です。

お気軽にお問い合わせください。

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X(Twitter)企業アカウントの「#猫の日」投稿事例2024https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/sns-management/blog-catday2024/Wed, 13 Mar 2024 01:00:50 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=7535

【記念日】2024年の「猫の日」に企業のX(Twitter)アカウントによる投稿をまとめました。]]>

「今日は何の日」の中でも、2月22日の「#猫の日」はSNS上で賑わう日の一つです。そこで企業の公式アカウントが、どの様な投稿をしていたのかX(Twitter)をメインに事例をご紹介します。

2月22日のトレンドワードの上位に来る「猫の日」関連ワード

当日は午前中から、X(Twitter)のトレンドワードで「#猫の日」がトップに表示されていました。他にも猫に関連するワードも上位にランクインしていたようです。

トレンド画面は各ユーザーによって若干変わりますが、筆者の2月22日、午前11時50時点のトレンドワード一覧画面では猫に関するワードは下記となっていました。

2024年:猫の日にトレンド入りしていた関連#ハッシュタグとワード
  • #猫の日
  • #ねこの日
  • #にゃんにゃんにゃんの日
  • #ネコの日
  • 猫ちゃん
  • にゃんこの日
  • ニャンニャンニャンの日
参考画像:筆者の2月22日、午前11時50時点のトレンドワード一覧画面

アカウント名やプロフィール画像を猫の日仕様に変更

いろいろな企業が猫の日にプロフィール欄のアカウント名やプロフィール文(自己紹介文)を一気に猫の日仕様に変えることも恒例になってきました。

タリーズコーヒー ブラック&ラテ→ニャリーズコーヒー ブラック&ラテ

>>参考:@Tullys_cup  午前2:22 · 2024年2月22日投稿

大手コーヒーチェーン、タリーズのコーヒーブランドのボトル缶シリーズなどを紹介する公式X(Twitter)アカウントです。
当日はロゴに耳を付けたプロフィール画像にし、アカウント名を猫語の「ニャ」をつけた「ニャリーズ」にしていていました。また午前2時22分に猫の日の投稿をするなど徹底しており、投稿内容も商品名が「Nyally’s Coffee」に変化する動きのあるGIFアニメは猫が出てくる可愛らしいものでした。

参考画像:タリーズコーヒー ブラック&ラテの2014年猫の日投稿より

キッコーマンです。→キッコーにゃんです。

>>参考:@kikkoman_desu  午前11:00 · 2024年2月22日投稿

醤油メーカー、キッコーマンの公式X(Twitter)アカウントです。
アカウント名やプロフィール画像、ヘッダー画像も昨年に引き続き猫の日仕様に変身していました。前日から「フライング #猫の日」という投稿から始まり、GIFアニメなどの複数の投稿が続きました。中でも投稿をタップして表示させると縦長の投稿に驚かされました。

参考画像:キッコーマンです。→キッコーにゃんです。の2024年猫の日投稿より。

エレコム→エレニャム【エレコム(公式)】

>>参考:@elecom_pr
 午前8:02 · 2024年2月22日投稿
 午前8:39 · 2024年2月22日投稿

コンピューター周辺機器メーカーのエレコムの公式X(Twitter)アカウントです。
当日は、プロフィール画像を可愛らしい猫がデザインされているものにし、アカウント名も猫の日仕様の「エレニャム」に変更していました。また、商品名が猫にまつわるものを紹介する投稿が続きました。
一方でプロフィールを変えたことで、いきなりX(Twitter)による本人確認審査が始まったことも投稿していました。

参考画像:エレコム→エレニャム【エレコム(公式)】の2024年猫の日投稿より。

X(Twitter)プロフィール欄変更後の本人確認のため戻せない状態に。

以前は問題なく直ぐに変更できたのですが、最近ではアカウント名やプロフィール画像の変更を行うとX(Twitter)社によるプロフィール審査のため一定期間、アカウント名やプロフィール画像などを変更することが出来なくなる場合があります。

そのため、多くの企業アカウントが「アカウント名」をネコ語で遊びたいとろこでしたが、今年の猫の日は変更することを控える企業も多くなりました。審査行程に入らない場合もあり、必ず審査が実行されるということでもないためSNS担当者としては判断がむずかしいところです。

マクセル

>>参考:@maxellJP
 午前7:39 · 2024年2月22日
 午前10:06 · 2024年2月22日

電池・光学部品メーカー、マクセルの公式X(Twitter)です。
猫の日当日は、普段からX(Twitter)上のコミュニケーションをしていることもあり、いろいろな企業アカウントの猫の日の投稿などをリポストもしていました。
上段で触れた、X(Twitter)社の本人確認を懸念したことを正直に投稿されていました。毎年プロフィール画像などの変更もしていたアカウントなので、実は今年も画像の準備をしていたことも投稿しています。

参考画像:マクセルの2024年猫の日投稿。プロフィール画像など変更できなくなることを理解しての投稿。

パインアメの【パイン株式会社】

>>参考:@pain_ame
 午前8:34 · 2024年2月22日
 午前8:37 · 2024年2月22日
 午前9:08 · 2024年2月22日

菓子メーカー、パイン社の公式X(Twitter)アカウントです。
X(Twitter)の中の人としても有名なアカウントの一つで、朝などの挨拶投稿や、お客様からの差し入れのお菓子の画像を投稿したりするだけでなく、一般ユーザーのUGC投稿を紹介したり、商品紹介の拡散に尽力したりと中の人の楽しい運用が感じられるアカウントです。
猫の日当日の投稿は、本当にあったらうれしい猫型商品や、商品パッケージを少しカットして猫耳にして投稿をしています。また、アカウント名などの変更をした場合に、X(Twitter)社による審査のため元に戻せなくなることを考慮し今年はプロフィール欄の変更はしないことを発表していました。

参考画像:パインアメの【パイン株式会社】2024年猫の日投稿より。

ブルーシールアイスクリーム

>>参考:@BlueSealokinawa
 午前6:01 · 2024年2月22日投稿
 午前9:16 · 2024年2月23日投稿

沖縄県を中心に展開されているアイスクリームの販売・ブランド、フォーモスト・ブルーシール社の公式X(Twitter)アカウントです。
普段からアイスクリームを食べる一般ユーザーのUGC投稿をリポストして紹介したり、いろいろな業種の企業アカウントとの交流もしており中の人の丁寧な運用が見うけられます。
猫の日当日は、ヘッダー画像、プロフィール文を猫の日仕様に変更していました。ヘッダー画像はアイスクリーム猫を描いたもので手作り感ある画像に楽しませてもらいました。こちらのアカウントではX(Twitter)社によるプロフィール審査が始まり、変更できなくなったというアクシデントも翌日2/23に投稿していました。

参考画像:ブルーシールアイスクリーム、2024年猫の日投稿投稿より、プロフィール画面やアカウント名が変更できくなった旨を投稿しています。

実際はない商品やサービスで投稿

実際にはない商品で、かつ本格的に猫などがデザインされた画像で投稿している企業が多く、エイプリルフールのように楽しい投稿が多く見うけられました。

かっぱえびせん→にゃっぱえびせん(猫の日限定)

>>参考:@CalbeeKappaCP  午前7:22 · 2024年2月22日投稿

お菓子メーカー、カルビー社の商品ブランドの「かっぱえびせん」の公式X(Twitter)アカウントです。
こちらのアカウントも当日は、プロフィール文、ヘッダー画像、プロフィール画像とプロフィール欄をすべて猫の日に合わせて変更していました。
当日の投稿では実際にはない商品パッケージデザインの画像を投稿していました。デザインも本格的で実際に新発売したのかと思わせるほどでした。「いいなと思った人は、RPしてね」という文章のとおり、発売されたらいいなと思うユーザーがたくさんリポストしており、エンゲージメントも高い投稿だったと思われます。

参考画像:かっぱえびせん、2024年猫の日投稿より。

SUNTORY(サントリー)

>>参考:@suntory
 午前7:00 · 2024年2月22日投稿
 午前8:00 · 2024年2月22日投稿
 午前9:30 · 2024年2月22日投稿

飲料メーカー、サントリーの公式X(Twitter)アカウントです。
サントリーの有名商品をペットフードサイズの缶にしてみたという投稿が、猫の日の朝から発信されていました。このサイズで、あのジュースやコーヒーが発売されたのかと思いきや、実際には発売されていないとのことでした。猫とのメイキング映像も投稿していたので可愛らしい投稿が続いていました。

参考画像:SUNTORY(サントリー)2024年猫の日投稿より。

いきなり!ステーキ

>>参考:@officialikinari  午前8:37 · 2024年2月22日投稿

ステーキ専門チェーン、いきなり!ステーキの公式X(Twitter)アカウントです。
当日は、実際にはメニューにはないのですが、猫型ハンバーグの画像を投稿していました。実際にあったら絶対に行きたくなる投稿です。

参考画像:いきなり!ステーキの2024年猫の日投稿より。

実際にある商品紹介

猫の日に向けて商品開発している企業も増えつつあります。実際に発売する場合は「フライング猫の日」として早めに告知する企業も多いようです。

ファミリーマート

>>参考:@famima_now  午後3:00 · 2024年2月21日投稿

コンビニエンスストアチェーン、ファミリーマートの公式X(Twitter)アカウントです。
普段から新商品やキャンペーンの投稿が続いています。当日はプロフィール画像だけキャラクターに猫耳をあしらったものに変更していました。
また、猫の日に向けて企業コラボした商品などを発売するため、早めに商品紹介をかねて猫の日投稿をスタートしていました。参考にしたい点は、画像をタップして拡大表示させる仕掛けは、ついついユーザーがタップしたくなるのでエンゲージメント数も高くなる投稿です。

参考画像:ファミリーマートの2024年猫の日投稿より。

コージーコーナー

>>参考: @GinzaCozyCorner
 午後5:00 · 2024年2月2日投稿
 午前10:00 · 2024年2月22日投稿

洋菓子メーカー・テイクアウト販売、コージーコーナーの公式X(Twitter)アカウントです。
猫の日に向けて「みけねこケーキ」の発売のお知らせを少し早めの2/2に投稿していました。猫の日当日までに多くの一般ユーザーのUGCが投稿されており、当日も購入者の投稿を紹介しています。

参考画像:コージーコーナーの2024年猫の日投稿より。

ヤマサちくわ

>>参考:@yamasachikuwa  午前10:32 · 2024年2月22日

練りもの製品を販売・メーカー、ヤマサちくわの公式X(Twitter)アカウントです。
猫の日にむけて、おでんセットを発売していました。可愛らしい猫型の練り物を見ると、本当に発売されているのかと疑うほどの面白いおでんセットは、多くのユーザーからUGC投稿で、お食事の写真が投稿されていました。

参考画像:ヤマサちくわ、2024年猫の日投稿より。猫型のねりものはおでんを楽しみにさせます。

商品を猫にしてみた投稿

自社商品の楽しみ方の提案となるような投稿をしているアカウントも多かったです。

カフェオーレ

>>参考:@glico_cafeore  午前8:00 · 2024年2月22日投稿

菓子・飲料メーカー、江崎グリコの商品ブランド「カフェオーレ」の公式X(Twitter)アカウントです。
ゼリー型の猫カップで作られたカフェオーレのゼリーの動画が投稿されていました。よく見ると画像の背景も猫型になっているなど、手作りではあるものの凝ったデザインだったことが分かります。作ってみたいと思ったらリポスト、可愛いと思ったら「いいね」で反応するようにユーザーに訴求している投稿文は参考にしたいポイントです。

参考画像:グリコカフェオーレの2024年猫の日投稿より。商品で猫型ゼリーを作ったようです。

ハウス食品グループ

>>参考:@housefoods_now   午前11:00 · 2024年2月22日投稿

カレールーを中心とする大手食品メーカー、ハウス食品グループの公式X(Twitter)アカウントです。
普段から商品を活用した料理レシピを紹介しており、Webサイトに詳細があるためリンクをつけた投稿稿をX(Twitter)で発信しています。猫の日当日も、「デコレーションカレー(ネコ)」レシピの完成写真とWebサイトリンクを投稿していました。

参考画像:ハウス食品グループの2024年猫の日投稿より。ライスを猫ちゃんに。

猫の日にちなんだ投稿

猫の日にちなんだ投稿は、通常の投稿スタイルを維持しつつ、プラスアルファした内容で投稿している企業が多いようです。

セメダイン

>>参考:@cemedinecoltd  午前11:55 · 2024年2月22日投稿より

合成接着剤メーカー、セメダインの公式X(Twitter)アカウントです。
普段から、朝のごあいさつ投稿や製品の利用方法のコツを紹介する投稿がつづいています。猫の日には、商品にペンで猫の絵を描いた画像と、猫と自社製品の「接着力」について想いを馳せる文章で投稿されていました。

参考画像:セメダインの2024年猫の日投稿。おもわず試してみたくなるセメダインアート。

サッポロポテト

>>参考:@CalbeeSapporoCP  午前9:00 · 2024年2月22日投稿

スナック菓子メーカー、カルビーの商品ブランド「サッポロポテト」の公式X(Twitter)アカウントです。
普段はプレゼントキャンペーンや一般ユーザーの商品についてのUGC投稿に対して交流する運用をしています。猫の日は、商品のイラストの中に猫をみつけるクイズを投稿しています。回答するユーザーからリプライや「いいね」で反応されていました。

参考画像:サッポロポテトの猫の日投稿の、猫の日クイズは画像の中から猫を探すものでした。

ゼンリン

>>参考:@ZENRIN_official
 午前11:54 · 2024年2月22日投稿
 午後0:55 · 2024年2月22日投稿

地図情報の調査・制作企業、ゼンリンの公式X(Twitter)アカウントです。
地図に関連する商品やイベントの紹介が日々投稿されています。また地図情報をベースに面白い地名や景色の撮影場所なども投稿されています。猫の日には、猫耳をつけているような道路標識の写真が投稿し、つづけて裏側のネタばらし投稿をしていました。

参考画像:ゼンリンの2024年猫の日投稿。

アサヒビール

>>参考:@asahibeer_jp
 午前9:50 · 2024年2月22日投稿
 午前11:50 · 2024年2月22日投稿

ビールメーカー、アサヒビールの公式X(Twitter)アカウントです。
猫の日は2回投稿していました。1つ目の投稿は浅草の吾妻橋に隣接する本社ビルの有名なオブジェの写真を投稿していました。このオブジェは猫に見える奇跡的なアングルがあるようです。また近くを通るときにオブジェの見方が変わる投稿でした。2つ目の投稿は猫を模したピザを焼いたものでした。かわいいと思ったらコメントに猫の絵文字で投稿するようにと訴求しているため、多くのユーザーからリアクションを得ていました。

参考画像:アサヒビールの猫の日投稿は猫型ピザとあの巨大オブジェの奇跡的確度。

プレゼントキャンペーンを実施

猫の日のプレゼントキャンペーンということで、猫型のグッズや猫を飼っている方向けのグッズが賞品になっているキャンペーンが見うけられました。

ピザーラ→ピザーニャ

>>参考:@pizzala_jp 
 午前11:01 · 2024年2月2日投稿
 午後1:22 · 2024年2月22日投稿

宅配ピザチェーン、ピザーラの公式X(Twitter)アカウントです。
猫の日当日に、こちらのアカウントもプロフィール画像やアカウント名を変更し猫の日を盛り上げていました。猫の日に向けて2/2からプレゼントキャンペーンを実施しており、キャンペーンスタイルは「フォロワー&リポスト」で拡散に繋がるものでした。
プレゼントキャンペーンの賞品は、ピザ箱に猫の爪とぎをいれたもので、猫を飼っているユーザーが欲しくなる実用的で面白いものを賞品にしていました。

参考画像:ピザーラ→ピザーニャ、2024年猫の日投稿より。

ねこねこ食ぱん

>>参考:@neko_shoku
 午後5:20 · 2024年2月21日投稿
 午前8:30 · 2024年2月21日投稿

パン・デザート製造販売、オールハーツ・カンパニー社の食パンブランド「ねこねこ食パン」の公式X(Twitter)アカウントです。
猫型の食パンを販売しているため、普段から保護猫団体へ寄付するなどの活動もしています。猫の日のためにあるような商品ということもあり、他企業もこちらの食パンをデコレーションして投稿していました。
プレゼントキャンペーンは猫の日にスタートし、猫型パン型のオリジナル猫ハウスを賞品にしていました。また猫の「2(にゃん)」にこだわったフォロワー数、22,222達成でパンも22%割引でオンライン販売される施策も同時進行していました。

参考画像:ねこねこ食ぱん、2024年猫の日投稿より。

UGC訴求のイベント実施

猫の日は実際に猫を飼っているユーザーから写真での投稿を募るだけでもイベントになるので、一般ユーザーによるUGC投稿も増えるチャンスになります。

ハーゲンダッツ

>>参考:@Haagen_Dazs_JP
 午前9:00 · 2024年2月22日投稿
 午後1:55 · 2024年2月22日投稿
 WEBサイト(デジタルハーゲンカップ)

米国アイスクリームブランド、ハーゲンダッツジャパンの公式X(Twitter)アカウントです。
猫の日には、オリジナルパッケージのデザインが指定のWebサイトで作成でき、そのデジタルデータを貰えるという施策を実施していました。
Webサイトで多くのユーザーが可愛らしいデザインを作成して、指定のハッシュタグを付けて、そのデザインデータをX(Twitter)に投稿したことから、夕方には「#ハーゲンニャッツ」がトレンド入りしていました。

参考画像:ハーゲンダッツの2024年猫の日に、デジタルイベントを実施。「#ハーゲンニャッツ」がトレンド入り。

キャラクター・ゆるキャラ投稿

もともと猫のキャラクターを所有している企業やサービスは、キャラクターを存分に活用する日ですが、一方で猫系のキャラクターではない企業は、猫に似せるなど面白く工夫して投稿をしているようです。

チキンラーメン ひよこちゃん

>>参考:@nissin_hiyoko  午前11:00 · 2024年2月22日投稿

ラーメン食品を主力とした食品メーカー、日清食品の商品ブランド「チキンラーメン」の公式X(Twitter)アカウントです。
普段からオリジナルキャラクターひよこちゃんの面白い投稿が続いています。猫の日当日は、キャラクターが猫ではないのため、すこし皮肉った言い回しの文章で投稿していました。また「#宇宙猫」というハッシュタグで宇宙の景色を背景にした猫の写真も多く投稿されていたので、トレンドに載っている面白い投稿でした。

参考画像:チキンラーメン ひよこちゃん、2024年猫の日投稿より。#宇宙猫に乗っかった投稿。

ゼスプリキウイ公式

>>参考:@zespri_jp   午前10:12 · 2024年2月22日投稿

ニュージーランドに本社のあるキウイフルーツの輸出販売企業、ゼスプリ インターナショナル ジャパン社の公式X(Twitter)アカウントです。
普段からキウイブラザーズという果物のキウイのキャラクターで、季節に合わせて面白いイラストで1コマ漫画のような面白い投稿を続けています。猫の日当日は、キウイの後ろ姿に長いしっぽがついているイラストで、猫をうらやむような文章で投稿されていました。9月1日の「キ(ュ)ウ(9)イ(1)」の語呂合わせで制定されている「キウイの日」の投稿をを楽しみにしています。

参考画像:ゼスプリキウイ公式、猫にやきもちやいている公式キャラのキウイブラザーズ。

公共団体や施設などの投稿

硬いイメージのある公共団体や公共施設なども猫の日に合わせて投稿していました。意外性もあり、遊び心を感じることで親近感が沸きます。

在日米軍司令部(USFJ)

>>参考:@USFJ_J  午前7:38 · 2024年2月22日投稿

在日米軍司令部 (United States Forces Japan) の日本語対応の公式X(Twitter)アカウントです。
普段は在日米軍の活動や地元の方たちとの交流などの報告投稿しています。猫の日には凛々しい猫の写真を投稿していました。文章も猫語で投稿するなど、日本文化にローカライズした投稿は意外でありつつも親近感が沸く事例です

参考画像:在日米軍司令部(USFJ)の2024年猫の日投稿より。

足立美術館

>>参考:@adachimuseum  午前2:22 · 2024年2月22日投稿

島根県安来市にある近代・現代の日本画を中心とした足立美術館の公式X(Twitter)アカウントです。
庭園が有名な格式高い美術館ですが、猫の日にわせて、現在開催中の企画展示の一つである菱田春草の「猫梅」を紹介投稿していました。

参考画像:足立美術館の2024年猫の日投稿より。

2時22分に投稿(午前2時22分や午後の14時22分に投稿)

夜中の午前2時22分と、午後2時22分のどちらかを狙って、猫の日の投稿をしている企業も多いようです。

セブン‐イレブン・ジャパン

>>参考:@711SEJ  午後2:22 · 2024年2月22日投稿

コンビニエンスストアチェーン、セブンイレブン・ジャパンの公式X(Twitter)アカウントです。
セブンイレブンは猫の日に関連した投稿をしないのかと思っていたところ、午後2時22分に満を持して猫の日の投稿をしていました。猫の日に合わせた商品を発売しており、画像をタップすると大きな画像が表示される投稿スタイルで、かわいらしい猫デザインのデザートを紹介していました。

参考画像:セブン‐イレブン・ジャパン、2022年2月22日午後2時22時に投稿していました。

NHKPR

>>参考:@NHK_PR
 午後0:43 · 2024年2月21日投稿
 午後2:22 · 2024年2月22日投稿

全国ネットのテレビ・ラジオなどの公共放送、NHKの公式X(Twitter)アカウントです。
フライングで前日に、猫に関連した番組をWebサイトの番組表でチェックするよう訴求する投稿で猫の日をスタートしていました。当日の午後2時22分に猫の番組を紹介しています。インプレッション数(表示数)が増える時間に投稿することもSNSでは必要とされていますが、時間をねらって投稿するのも猫の日には演出の一つになるのだと思いました。

参考画像:NHKPRのフライング猫の日投稿は2024年2月21日の前日に。当日は午後2時22分に投稿

まとめ_#猫の日チャンスを活かしましょう。

普段からSNS運用担当者は、SNSを通してブランド認知向上やフォロワーとのエンゲージメント強化、さらには商品やサービスのPRを意識して投稿プランをすると思います。
X(Twitter)で話題になる「今日は何の日」の一つである「猫の日」に、多くの出会いと交流を得られるので投稿プランに加えてはいかがでしょうか。また投稿の際に下記の投稿の傾向を踏まえてプランすることをお勧めします。

2024年「猫の日」投稿の傾向

  1. 猫語「にゃ〜」を含めたカジュアルな可愛らしい文章で投稿して、企業アカウントも楽しい日を演出しましょう。
  2. 実物の猫の写真を投稿して、飼い主目線の投稿をすることで一般ユーザーと交流を増やしましょう。
  3. 猫にちなんだイラストや写真などのクリエイティブは、特別感がありフォロワー以外の一般ユーザーに注目されやすくなります。
  4. 実際には無い商品やサービスを面白く紹介し、実際に販売してほしいかアンケート投稿できると、更にエンゲージメントが向上するようです。

今年の「猫の日」もたくさんの企業アカウントの投稿にユーザーとして楽しませていただきました。

お気軽にお問い合わせください。

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SNS公式アカウントの年末年始ごあいさつ投稿事例(2024年)https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/sns-management/newyear2024/Fri, 26 Jan 2024 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=5779

【投稿事例】2024年お正月のご挨拶投稿をX(Twitter)とInstagramを中心に事例をまとめました。]]>

情報発信だけに特化したSNS運用をする企業もあると思いますが、年中行事の中でも日本国内では年末やお正月にSNSが盛り上るため公式アカウントを運用しているのであれば、ご挨拶をかねてお正月投稿をおすすめします。そこで今回は、2024年お正月のご挨拶投稿をX(Twitter)とInstagramを中心に事例をまとめました。

主要SNSプラットフォーム

インスタグラム社(Instagram)

Instagram社の日本国内向けX(Twitter)公式アカウントと、Instagram社の英語の公式アカウントです。
X(Twitter)に開設している日本国内向けのマーケティングアカウントでは、今年もマーケター向けの情報を発信して行くという意気込みをテキストのみのシンプルなご挨拶投稿をしていました。一方で、Instagramに開設されているアメリカ本社公式アカウントでは、世界のユーザーやインフルエンサーに向けて2024年にどのような交流をしていくのかを質問スタイルでコメントを訴求する投稿をしています。

>>参考:Instagram マーケティング JP(X(Twitter)アカウント:日本語) 
 @FBBusinessJP 2024/1/1投稿

>>参考:instagramforbusiness(Instagramアカウント:英語) 
 @instagramforbusiness 2024/1/1投稿

投稿画像:Instagram社(インスタグラム)2024年、年末年始のご挨拶投稿

Meta社(Facebookページ)

Meta Japan(Facebook Japan)の公式Facebookページアカウントです。
公式Facebookページでは、12/31の画像はお寺の鐘で季節を現し、テキスト文の内容は2023年に反響が多かった投稿のベスト3を紹介していました。一年の振り返りはフォロワーが振り返ることもできるので、年末の締めくくりの投稿としても参考にしたい投稿でした。

>>参考: 
 MetaJapan 2023/12/31投稿

投稿画像:Meta社(Facebookページアカウント)2024年お正月投稿

#XTrendAward Twitterトレンド大賞 (X:旧Twitter)

X Japanの公式X(Twitter)アカウントでは特に年末年始のご挨拶投稿はなかったのですが、Twitterトレンド大賞あらため「#XTrendAward」の公式X(Twitter)アカウントにて、12/27に毎年発表しているトレンドアワードのワード一覧の画像とメッセージが投稿されていました。

>>参考:@TrendAward 
 2023/12/27投稿

#XTrendAward (Twitterトレンド大賞)(X(旧 Twitter)アカウント:日本語)2024年年末年始

YouTube クリエイター (X:旧Twitter)

Youtubeの動画クリエイター向け公式X(Twitter)アカウントです。
プロフィール文のとおり、Youtube運用に役立つ情報やクリエイターの交流の場となるような投稿が続いています。年末には絵文字で干支のウサギと龍を入れたテキスト文で、フォロワーからの「いいね」などのリアクションに感謝していました。元旦の投稿は絵馬の画像で投稿し、フォロワーに2024年の抱負を書いてリプライを訴求しており、多くのユーザーからリプライが投稿されています。クリエイター系のユーザーが多いようで、画像に目標を書き加工した投稿も目立ちます。

>>参考: @ytcreatorsjapan
 2023/12/30投稿
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:YouTube クリエイター(X(旧Twitter)アカウント)2024年、年末年始のご挨拶投稿

検索エンジン系

Yahoo! JAPAN(X:旧Twitter)

検索エンジンサイトのYahoo! JAPANの公式X(Twitter)アカウントです。
12/29には2023年の1年の感謝とお疲れ様でしたとご挨拶投稿をしていました。元旦には年始の挨拶の投稿と辰年の置物の年賀状を思わせるトラディショナルな画像で投稿していました。奇をてらうことなくシンプルに分かりやすいお正月の投稿は年始の伝統を感じさせます。また1/1に発災した能登半島地震直後から震災の情報を順次発信しています

>>参考:@Yahoo_JAPAN_PR
 2023/12/29投稿
 2024/1/1投稿
 2024/1/2投稿

投稿画像:Yahoo! JAPAN(X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿

Google Japan(X:旧Twitter)

検索エンジンサイトのGoogleの公式X(Twitter)アカウントです。
Googleジャパン社の年末年始の投稿は、検索エンジン窓の装飾、Google Doodle(グーグル ドゥードゥル)のクリエイティブ画像で投稿していました。また元旦にはお雑煮検索結果を画像にして投稿しています。あらためてGoogleの検索や活用方法を伝える内容です。季節の情報に合わせて、自社サービスやツールの使い方を分かりやすく伝える事例として参考にしたい投稿でした。発災後には能登半島地震の情報の検索結果にリンクした投稿をしていました。

>>参考:@googlejapan
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿
 2024/1/1投稿
 2024/1/2投稿

投稿画像:Google Japan(X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿

通信キャリア系

ahamo (X:旧Twitter)

携帯電話キャリア、ahamo(アハモ)の公式X(Twitter)アカウントです。
いつもであればキャンペーンやイラスト画像などの投稿がメインの運用をされていますが、12/31には年越しそばで締めくくる投稿がされており、中の人が感じられる投稿を年末年始に加えるのも参考にしたいアイディアだと思います。元旦の投稿は年始に増えるハッシュタグ「#謹賀新年」と絵文字で装飾したテキスト文で新年のご挨拶投稿をしていました。また発災後は、親会社のdocomoの最新情報をリポストする対応をしています。

>>参考:@ahamo_official 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:ahamo (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿

UQモバイル (X:旧Twitter)

携帯電話キャリア、UQモバイルの公式X(Twitter)アカウントです。
年末年始の投稿はキャラクターを活用したものが続きましたが、その投稿の中でも、12/30には中の人が帰省していたようでキャラクターのぬいぐるみと移動している写真投稿が見受けられました。元旦にはぬいぐるみと神社の写真で投稿するなど、旅するぬいぐるみシリーズが続きました。そして発災後に震災の最新情報の投稿にシフトしています。

>>参考:@UQinfo 
 2023/12/30投稿
 2023/12/31投稿
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:UQモバイル (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿

コンビニエンスストア系

セイコーマート(X:旧Twitter)

北海道に本社を置くコンビニエンスストアチェーン、セイコーマートの公式X(Twitter)アカウントです。
12/30には年末年始の営業時間に関する投稿から年末投稿をしていました。12/31には夕日が沈む景色とオリジナルキャラクターを合わせたクリエイティブ画像で年末のお礼を投稿していました。年始の1/1には、可愛らしい七福神のイラスト画像で投稿しています。

>>参考:@Seicomart_TW
 2023/12/30投稿
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:セイコーマート(X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿

セブン‐イレブン・ジャパン(X:旧Twitter、Instagram)

コンビニエンスストアチェーン、セブン-イレブン・ジャパンの公式X(Twitter)と公式Instagramアカウントです。
2023年は創業50周年だったこともあり、大きな区切りに感謝のご挨拶のテキスト文でした。また画像も分かりやすい日付を目立たせたインパクトのあるものでした。Instagramにも同様の画像と内容で投稿しています。複数のSNSで公式アカウントを開設している企業は、年末年始などの投稿は同じクリエイティブ画像などで投稿することで、各SNSユーザーに同じ内容でリーチできる対策をしている運用がみられます。

>>参考:X(旧Twitter)@711SEJ 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

>>参考:Instagramアカウント@seven_eleven_japan
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:セブン‐イレブン・ジャパン(X:旧Twitter、Instagram)2024年、年末年始のご挨拶投稿

ファストフード・カフェチェーン系

バーガーキング・ジャパン(X:旧Twitter)

ハンバーガーチェーン、バーガーキング・ジャパン社の公式X(Twitter)アカウントです。
12/31には2023年に発売したハンバーガーメニューのクリエイティブ画像をまとめて画像と来年に向けての意気込みをテキスト文に加えた内容で投稿をしていました。元旦には、通常のクリエイティブ画像の和風のテイストの背景に主力メニューをメインにデザインされたクリエイティブ画像で投稿しています。海外系の文化をもつサービスや商品の場合でもローカライズして投稿している事例の1つです。

>>参考:@BURGERKINGJAPAN
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:バーガーキング・ジャパン(X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿、年始は年賀状風のクリエイティブがいいですね。

ケンタッキーフライドチキン(X:旧Twitter)

ファストフードチェーン、日本ケンタッキー・フライド・チキン社の公式X(Twitter)アカウントです。
特にX(Twitter)ではハッシュタグ「#今日のカーネル」シリーズで、創業者カーネル・サンダースをマスコットキャラクターとして面白いクリエイティブ画像とテキスト文による投稿を続けています。年末年始も、このカーネルおじさんの投稿をしており、年始投稿ではカーネルおじさんが和服姿でご挨拶している投稿でした。年賀状としても活用できそうな画像です。

>>参考:@KFC_jp 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:ケンタッキーフライドチキン(X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン(X:旧Twitter、Instagram)

ドーナツチェーン、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン社の公式X(Twitter)アカウントと公式Instagramアカウントです。
X(Twitter)での投稿は、12/31に2023年に発売したメニューの振り返りでした。Instagramのストーリーズに投稿した画像をスライド風の動画に再編して投稿しています。元旦の投稿は、金屏風を背景に期間限定商品をメインにしたクリエイティブ画像で投稿しています。また、Instagramでも同じ投稿をしています。Instagramで投稿したお洒落なストーリーズなどをX(Twitter)に活用するなど、一部のフォロワーしか閲覧できなかった投稿を活用する点は参考にしたい投稿でした。

>>参考:X(旧Twitter)@krispykremeJP
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

>>参考:Instagram @krispykremejapan
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン(X:旧Twitter、Instagram)2024年、年末年始のご挨拶投稿、元旦投稿が可愛いらしい。

スポーツ・アウトドア系

コールマン・ジャパン(X:旧Twitter、Instagram)

アウトドアブランド、コールマンジャパンの公式X(Twitter)アカウントと公式Instagramアカウントです。
昨年開催されたイベントの「The Coleman Camp 2023」の画像で投稿しており、X(Twitter)とInstagramで同じ画像で投稿していました。
12/31の投稿ではWebサイトのイベントのムービー&フォトギャラリーへリンクを付けて誘導しています。Webサイトなどに、その年のイベントなどの振り返りコンテンツがある場合などは、こちらの投稿のように年末の振り返り投稿と連携するのもお勧めです。

>>参考:X(Twitter)@Coleman_Japan 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

>>参考:Instagram @coleman_japan 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:コールマン・ジャパン(X:旧Twitter、Instagram)2024年、年末年始のご挨拶投稿

ミズノ株式会社(X:旧Twitter)

スポーツメーカー、ミズノの公式X(Twitter)アカウントです。
12/31には2023年の干支のウサギが話題になった野球をしているデザインのマグカップの画像で投稿されていました。テキスト文はスポーツが盛り上がった一年だったことに触れ、感謝を伝える内容です。元旦には、折り紙で折られた龍が並んだ手作り感のある写真での投稿でした。
普段はスタイリッシュな画像で商品などの投稿しているアカウントですが、年末には手作り感のある画像での投稿は運用されている人(中の人)の存在が感じられ温かみを感じられる投稿となりました。

>>参考:@mizunojp
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:ミズノ株式会社(X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

外食系

丸亀製麺(X:旧Twitter)

うどん専門チェーン、丸亀製麺の公式X(Twitter)アカウントです。
通常はメニューの紹介やユーザーの投稿(UGC)を取り上げているため賑やかな投稿が続いていますが、12/31には雪降る景色の中に営業している店舗の静けさを感じる画像と年末のご挨拶文で投稿していました。そして元旦の投稿は、新メニューの紹介も兼ねた内容で、年賀状を模したお正月感をアップする投稿をしています。

>>参考:@UdonMarugame
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:丸亀製麺(X:旧Twitter)2024年年始のお正月投稿

しゃぶ葉(X:旧Twitter)

すかいらーくグループのしゃぶしゃぶ専門チェーン、しゃぶ葉の公式X(Twitter)アカウントです。
12/31には、ファンコミュニティ「おやさい学校 しゃぶしゃ部」の部員が増加したことを紹介していました。元旦には店舗内でホール担当をしているお仕事ロボットのネコロボの画像でご挨拶していました。テキスト文も猫口調の楽しい投稿です。ロボットを活用している店内の紹介にもなるので、季節のご挨拶投稿などにマスコットキャラクターとして投稿に活用する例として参考にしたい投稿です。

>>参考:@syabuyou_PR
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:しゃぶ葉(X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

銀座千疋屋 (X:旧Twitter)

高級果実専門店・フルーツパーラーの銀座千疋屋の公式X(Twitter)アカウントです。
12/31はシンプルでいて贅沢感を感じる果物の画像と、ユーザーからのリプライや「いいね」に感謝するお礼で年末を締めくくっていました。元旦には、2024年に創業130周年を迎える旨を紹介したテキスト文と、お正月をイメージしたイラストに高級メロンがあしらわれた画像での投稿でした。

>>参考:@ginzasembikiya 
 2023/12/29投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:銀座千疋屋 (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿、元旦の年賀状スタイル投稿は参考に。

重機メーカー、自動車メーカー系

日立建機 (X:旧Twitter)

大手建設機械メーカー、日立建機の公式X(Twitter)アカウントです。
通常は働く重機のパワフルな写真や動画とマメ知識を発信しているアカウントです。お正月らしい背景にショベルカーの画像で年始のご挨拶の投稿でした。主力商品やサービスを、あえて和風の背景にのせた画像は面白くお正月感もアップするので参考にしたい投稿例です。

>>参考:@hitachicm_jp 
 2024/1/1投稿

投稿画像:日立建機 (X:旧Twitter)2024年、お正月の年賀状投稿。

スズキ株式会社・四輪公式アカウント (X:旧Twitter)

自動車メーカー、スズキの四輪車の公式X(Twitter)アカウントです。
12/30のハッシュタグ「#スズキ思い出の1枚」を付けて愛車とのベストショットを投稿するUGC施策に参加したユーザーへの感謝を伝える投稿から年末に向けての投稿が始まりました。12/31にはユーザーによるリプライや「いいね」などのリアクションに感謝する投稿が続き、元旦には新型車種の画像で自動車メーカーのシャープ感ある画像で2024年の抱負をテキスト文で伝える投稿をしています。

>>参考:@suzukicojp
 2023/12/30投稿
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:スズキ株式会社・四輪公式アカウント (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

食品メーカー系

山崎製パン (X:旧Twitter)

大手製パンメーカー、山崎製パンの公式X(Twitter)アカウントです。
12/27には主力商品の1つランチパックの2023年のコラボ商品を勢ぞろいさせた画像で振り返り投稿をしています。12/31には1年のX(Twitter)アカウントの活動を振り返りつつ年末のご挨拶をするテキスト文で投稿していました。元旦にはパッケージを取り外したパンそのままをレイアウトしたシンプルでおしゃれな画像で投稿しています。年末のまとめた画像は商品数が多いほど面白く、かつ数量の勢いを伝えられるので参考にしたい事例です。

>>参考:@yamazakipan_cp
 2023/12/27投稿
 2023/12/31投稿
 2023/1/1投稿

投稿画像:山崎製パン (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

フジッコ (X:旧Twitter)

食品メーカー、フジッコの公式X(Twitter)アカウントです。
クリスマスが終った12/26から、おせち料理となる商品をテーマにした投稿をしていました。どの商品をおせちに加えたいかを質問する投稿で、ユーザーとの交流を兼ねた内容です。
ユーザーがリプライしやすいように画像に番号をつけて投稿する方法は、参考にしたいところです。元旦の投稿は、フォロワー(#チームフジッコ)とこれからも仲良くしていきたいという抱負をテキスト文と、イラストは今年の干支と商品をイメージしたお豆の可愛らしいクリエイティブ画像で投稿していました。

>>参考:@fujicco_jp
 2013/12/26投稿
 2013/12/26リプライでスレッド投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:フジッコ (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。元旦の年賀状投稿は可愛いクリエイティブ。

東洋水産株式会社(マルちゃん) (X:旧Twitter)

即席麺・食品メーカー、東洋水産の公式X(Twitter)アカウントです。
普段から企業アカウントの投稿やユーザーによるUGC投稿をリポストしており、引用リポストも含めて楽しい投稿が続いています。12/31には企業ロゴの画像で年末のご挨拶を投稿していました。元旦には初日の出ではなく企業ロゴがひょっこり光って出てくるという面白い動画を投稿をしていました。
歴史ある企業の場合はロゴが一般的に広まっているため、活用することで面白い投稿ができるという事例だと思います。

>>参考:@toyosuisan_jp
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:東洋水産株式会社(マルちゃん) (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

ホテル系

グランドニッコー東京 台場(Instagram)

大手ホテルチェーン、オークラニッコーホテルグループのグランドニッコー東京 台場の公式Instagramアカウントです。
12/31に昨年に引き続き、沈む夕日をバックに凛とそびえるホテルの外観を撮影した画像で投稿していました。元旦には、ホテル内の優雅なお正月飾りの画像で新年のご挨拶投稿をしています。ストーリーズも活用しており、フォロワーに向けてフィード投稿していなかった画像を投稿していました。宿泊した方が楽しめた獅子舞などが紹介されています。

>>参考:@grandnikkotokyodaiba 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿 ※こちらの投稿は削除されている可能性があります。

投稿画像:グランドニッコー東京 台場(Instagram)2024年、年末年始のご挨拶投稿。
投稿画像:グランドニッコー東京 台場(Instagram)ストーリズ、2024年元旦投稿より

日光金谷ホテル (X:旧Twitter、Instagram)

明治6年(1873年)創業のクラシックホテル、日光金谷ホテルの公式X(Twitter)アカウントと公式Instagramアカウントです。
X(Twitter)の12/31にはホテル内に飾ってある古式ゆかしい鏡餅の画像と、2023年は創業150周年の節目であったことなどを報告する内容を加えたテキスト文で年末のご挨拶投をしていました。
元旦には昇り龍がモチーフの氷の彫刻や、新年のディスプレイをしたホテル玄関の画像をX(Twitter)とInstagramに投稿しています。Instagramでは12/27に2023年最後の満月であるコールドムーンと夜景の中に美しくたたずむホテルのベストショットも投稿していました。
少しずつX(Twitter)とInstagramで違う投稿をして運用の工夫が感じられました。

>>参考: X(Twitter) @NIKKOKANAYA 
 2023/12/31
 2024/1/2

>>参考: Instagram @kanayahotel_nikko
 2023/12/27
 2024/1/2

投稿画像:日光金谷ホテル (X:旧Twitter、Instagram)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

お菓子メーカー系

イトウ製菓 (X:旧Twitter)

菓子メーカー、イトウ製菓の公式X(Twitter)アカウントです。
通常の運用では、朝の挨拶投稿に始まり、今日は何の日にちなんだ投稿や、中の人がいろいろな企業アカウントと交流している様子が楽しい運用をされています。
年末年始にも多くの投稿をしていましたが、中でも12/28の仕事納め投稿では、中の人の手書きと思われるお手紙と商品のクッキーの画像で投稿されていました。1/4の仕事はじめの日に新年のご挨拶文とお正月の縁起物がアイシングで描かれた可愛らしいクッキーの画像で投稿されています。

>>参考:@mr_ito_club 
 2023/12/28投稿
 2024/1/4投稿

投稿画像:イトウ製菓 (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

ベビースターのおやつカンパニー (X:旧Twitter)

菓子・カップ麺メーカー、おやつカンパニーの商品ブランド「ベビースター」の公式X(Twitter)アカウントです。
普段から商品のフライ麺菓子で、絵や文字を模した画像で投稿しています。12/29に年末の感謝を込めたテキスト文と画像で投稿し、12/30には正月飾りを設置するといいとされている日に門松を模した投稿をしていました。元旦の投稿はフライ麵で「謹賀新年」を模した画像にマスコットキャラクター「ホシオくん」でデザインされた画像で投稿しています。商品の特長を活かした面白い画像の投稿は、なかなか見いだせない投稿シリーズのアイディアなのでSNS運用担当のかたのセンスが伺えます。

>>参考: @BABYSTAR_OYATSU 
 2023/12/29投稿
 2023/12/30投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:ベビースターのおやつカンパニー (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

ゲーム系

プレイステーション公式 (X:旧Twitter)

ソニー・コンピュータエンタテインメントのゲーム機器ブランド、プレイステーションの公式X(Twitter)アカウントです。
12/29は有名ゲームタイトルのキャラクターが椅子に座り込む映像を活用し、なかなか掃除できない様子をテキスト文で面白く表現して投稿しています。ファンが思わず笑ってしまう投稿でした。12/31には連休にお家でくつろぎながらプレイできるゲームタイトルの紹介しているブログ記事へリンクしていました。元旦には干支の辰がゲームを囲んでいるお洒落なイラストとシンプルな年始のご挨拶文で投稿しています。
ファンが喜ぶ投稿や商品の提案などは、ゲームをプレイするユーザーがアカウントを覗いてみようと思う投稿だと思います。

>>参考:@PlayStation_jp 
 2023/12/29投稿
 2023/12/31投稿
 2023/1/1投稿

投稿画像:プレイステーション公式 (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。年賀状クリエイティブがオシャレです。

セガ公式アカウント (X:旧Twitter)

ゲームメーカー・販売、セガの公式X(Twitter)アカウントです。
12月下旬になって、中の人たちが投稿に使ってない写真を紹介する「お蔵出し」と銘打った投稿から始まり、展示イベントのレポートなど、常にたくさんの投稿がされていました。12/31には「今年もおセガになりました」と文章が隠されている、あいうえお作文投稿が昨年に引き続き投稿されていました。閲覧するユーザーも期待しているシリーズ投稿のひとつだと思います。
1/1の投稿の1つ目では、アスキーアートで「2024」を描き、ゲームキャラクターのクリエイティブ画像で投稿しています。世界中からのリプライが投稿されていることからファンの多さを感じました。加えて元旦2つ目の投稿は、人気ゲームタイトルのメインキャラクターの入れ墨の絵が、今年の干支ということもあり圧巻のクリエイティブ画像で投稿されていました。

>>参考:@SEGA_OFFICIAL
 2023/12/31投稿
 2023/1/1投稿
 2023/1/1投稿

投稿画像:セガ公式アカウント (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。各タイトルファンが楽しめるクリエイティブでした。

飲料メーカー系

メイトー/協同乳業 (X:旧Twitter)

総合乳製品メーカー、協同乳業の公式X(Twitter)アカウントです。
12/31に東京にある築地本願寺でホットミルクを配布する告知をしていました。元旦には新年のご挨拶のテキスト文と、お正月飾りと一緒に赤いパッケージデザインの乳製品が勢ぞろいの画像で投稿されていました。歴史あるパッケージデザインの商品がある企業は、その商品を並べるだけでも印象に残るので参考にしたい投稿です。

>>参考:@meito_kyodomilk 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:メイトー/協同乳業 (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

サッポロビール(X:旧Twitter、Instagram)

飲料ビールメーカー、サッポロビールの公式Instagramアカウントと公式X(Twitter)アカウントです。
Instagramでは12/28に2023年に投稿したリール動画の乾杯シーンをまとめた再編集版のリール動画を投稿しています。乾杯シーンを見ると仕事納めや年末感がアップするのでユーザーにとっても楽しいコンテンツとなったと思います。元旦には主力商品とお正月飾りの画像をトップに、新商品を複数画像でスライド化させて紹介しています。また、元旦にストーリーズでビールを注ぐ画像を投稿しており、フォロワーに向けてライトなご挨拶として投稿しているのも参考にしたいところです。
一方でX(Twitter)でも年末年始の投稿をする中、中の人が年末のつぶやきを投稿してユーザーと交流をしていました。年末の仕事納めぎりぎりまでお仕事をしているユーザーに寄り添う投稿はX(Twitter)ならではです。

>>参考:Instagram @sapporobeer.jp 
 2023/12/28投稿
 2024/1/1投稿

>>参考:X(Twitter)@SapporoBeer 
 2023/12/28投稿

投稿画像:サッポロビール(X:旧Twitter、Instagram)①2024年、年末年始のご挨拶投稿。
投稿画像:サッポロビール(X:旧Twitter、Instagram)②2024年、年末年始のご挨拶投稿。

アサヒ飲料 (X:旧Twitter)

飲料メーカー、アサヒ飲料の公式X(Twitter)アカウントです。
12/28に年賀状デザインをデジタルギフトとして投稿しており、一般のユーザーに年賀状の準備に活用してくださいというものでした。12/31には年越しそばの投稿で、過去にSNSキャンペーンで「#三ツ矢の矢羽根つくってみた」という施策に由来して、商品の三ツ矢サイダーのロゴをイメージさせるように天ぷらのエビをレイアウトした画像を投稿しています。元旦には、今年の干支の龍が商品を持っているクリエイティブ画像で投稿しています。

>>参考:@asahiinryo_jp 
 2023/12/28投稿
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:アサヒ飲料 (X:旧Twitter)2024年、お正月投稿。年賀状スタイルのクリエイティブがとてもオシャレ。

交通系

MITSUI OCEAN CRUISES(Instagram)

海運企業、商船三井クルーズのクルーズ船「にっぽん丸」の公式Instagramアカウントです。
12/29はにっぽん丸のトレードマークの後部の赤いファンネルの画像で、一年の振り返りをキャプション文に記していました。元旦には海を航海をするにっぽん丸の画像を投稿しています。また元旦のキャプション文には社長あいさつも加えて、まさに年始の挨拶となっていました。

>>参考:@nipponmaru_cruise
 2023/12/29投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:にっぽん丸(Instagram)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

わたらせ渓谷鐵道 (X:旧Twitter)

群馬県・栃木県を走るローカル鉄道、旧足尾線「わたらせ渓谷鐵道」の公式X(Twitter)アカウントです。
12/31には単線で走行中の車両の画像と一年のご挨拶文で投稿していました。元旦には年賀状風デザインの画像で投稿しています。画像の中に「鉄印」も加えているので手作り感のある年始のご挨拶となっていました。通常は撮影地になることがあるローカル線のため、撮影されたテレビ番組や映画の紹介や、地域イベントの紹介などの情報発信に特化していますが、季節の節目にこのような味のある投稿を加えることも参考になります。

>>参考:@wa_tarase 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:わたらせ渓谷鐵道 (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。渋い年賀状スタイルのクリエイティブが味があってお勧めです。

福岡空港 (X:旧Twitter)

福岡県にある福岡空港の公式X(Twitter)アカウントです。
12/31には年末のご挨拶投稿をしていました。就航している航空会社の機体や滑走路やお土産商品など、2023年に投稿したものの画像の一部をまとめた画像で投稿していました。参考にしたいのは通常のルーチン投稿を元旦にも続けていたことです。いつも欠かさず投稿している朝の投稿から一日をスタートしており、空港の空と外の様子をお知らせしています。そして特別動画の投稿が続いていました。動画の内容は、空港で働く人たちが職種に関係なく映像にされており、TEAM FUK(チーム福岡空港)の真面目な姿勢を感じるドキュメンタリー映画のような映像に年始の意気込みも感じました。

>>参考:@FukuokaAirport 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:福岡空港 (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。動画をぜひご視聴ください。

動物園・水族館系

すみだ水族館 (X:旧Twitter、Instagram)

東京スカイツリータウンの東京ソラマチ内にある水族館、すみだ水族館の公式X(Twitter)アカウントと公式Instagramアカウントです。
12/31には末永くということで細長いチンアナゴの動画で年末のご挨拶投稿をしていました。こちらの水族館ではペンギンの関係を紹介する相関図なども出しているほど、ペンギンで盛り上りを見せているため、元旦にはペンギンの中でもプレイボーイと名称されているバジル君の動画で年始のご挨拶投稿をしています。またInstagramではストーリーズで2023年最後のごはんタイムのリール動画も投稿していました。

>>参考:X(Twitter) @Sumida_Aquarium 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

>>参考: 
 sumida_aquarium_(※IGストーリーズは24時間で非表示になるため事例のリンクは無し。)

投稿画像:すみだ水族館 (X:旧Twitter、Instagram)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

京都市動物園 (X:旧Twitter)

京都にある京都市動物園の公式X(Twitter)アカウントです。
12/31の年末のご挨拶投稿には人気のゴリラのキンタロウ君の画像で投稿です。生まれた時からYoutubeなどでも紹介しているため、年末のX(Twitter)でも成長の様子をテキスト文にも加えていました。元旦の投稿は、雄々しいトラの動画で投稿です。
SNSで動画や面白いアングルの写真で投稿しつづけ、ユーザーにアプローチする京都市動物園の挑戦に今後も注目していきたいと思います。

>>参考:@kyotoshidoubut1 
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:京都市動物園 (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

神社仏閣

神田明神 (X:旧Twitter)

東京、千代田区にある神田明神の公式X(Twitter)アカウントです。
古くは徳川家康が関ヶ原の戦いの際に祈祷した神社です。多くの企業がお参りに来ることでも有名です。12/31には多くの人が深夜開門を待つ様子を投稿しています。元旦には晴天のもと多くの参拝する方々と本殿の画像と新年のご挨拶文の投稿でした。

>>参考:@kanda_myoujin こちらのアカウントは存在しますが下記投稿は削除されたようです。
 2023/12/31投稿
 2024/1/1投稿

投稿画像:神田明神 (X:旧Twitter)2024年、年末年始のご挨拶投稿。

まとめ:2024年のお正月投稿について

今年のお正月で見うけられた傾向としては下記となりました。

令和6年能登地震のため年始の投稿は被災地を思うメッセージに変わった

元旦から発災し驚きのスタートとなったお正月でした。緊急ニュースなどが各ユーザーのタイムラインに表示されるようにと、多くの企業が自社のオーガニック投稿を控えたことも印象的です。そして仕事始めの時期に、被災地を想う投稿をする企業アカウントも多く見うけられました。

Instagramのストーリーズを活用

年始のあいさつ投稿だけでなく、元旦の営業時間のお知らせをストーリーズで投稿するなどをフォロワーにのみ発信する企業アカウントが見うけられました。

ハッシュタグの活用(#謹賀新年、#新値、#お正月、など)

X(Twitter)ではテキストだけの投稿もハッシュタグ活用と絵文字の装飾で、年末年始のご挨拶投稿に十分なることが分かりました。また拡散にも繋がるので、テキストだけでなくハッシュタグを活用することも必要だと思いました。

X(Twitter)とInstagramで同じ投稿で各SNSユーザーに発信

各SNSのユーザー(フォロワー)が違う傾向にあるため、同じメッセージが届く対策として、同じクリエイティブ画像やテキスト文で投稿する企業アカウントが増えてきています。


毎年のことですが、年末年始のご挨拶投稿は、お正月用の特別なクリエイティブ画像や内容で、ユーザーとしても楽しませていただきました。一方で発災したことで運用の一部を変更し急遽、震災の情報を配信するなど配慮した企業もあると思います。SNSは身近でかつタイムリーであることが必要とされているのだなと運用に携わる者として勉強させていただきました。

お気軽にお問い合わせください。

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企業公式SNSアカウントならば!認証バッジが欲しい。(Facebook、Instagram、X:旧Twitter)https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/sns-management/blog-20231129/Wed, 29 Nov 2023 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=6212

【運用Tips】「認証バッジ」は「公式マーク」と言われ、アカウント名の脇に表示されるチェックマークについて種類や取得方法をまとめました。]]>

SNS担当者が、アカウント開設の際に気になるのが「認証バッジ」だと思います。 今回は、企業アカウント担当者だからこそ知っておきたい、「認証バッジ」の意味や取得方法など、既に取得している企業アカウントなどを参考に、基本的なことを確認していきたいと思います。

※ネット上での呼ばれ方も様々で「公式マーク」や「認証マーク」と言われていますが、 当記事では「認証バッジ」と呼ばせていただきます。

認証バッジ(公式マーク)とは

プロフィール画像の周辺にあるマークで、公式マークとも呼ばれています。
そのアカウントが著名人、企業、世界的ブランド、各種団体等の公式アカウントであること(本人であること)を各SNSから認められたことを示しています。

なりすましアカウントや、コアなファンによるアカウントと区別できるように認証バッジが必要とされています。また、偽アカウントではないことを確認でき、運用規模も認められたことになるので、SNSユーザーにとっても安心してフォロー出来るようになります。

各SNSが注意している点は、SNSプラットフォームとして推薦しているアカウントということではなく、あくまでも公式(本人)のアカウントだという証明であるということだそうです。

参考画像:主要SNS企業の公式アカウントに表示されている認証バッジ

>>参考: 
 X(@X)
 Meta(@MetaJapan)
 Instagram for Business(instagramforbusiness)

改定が続いているX(旧Twitter)の認証バッジ(公式マーク)

以前は青地に白のチェックマークのみ1種類で、取得には費用はかからず無料で申請ができました。公開されていない独自のガイドラインによって当時のX(Twitter)社による審査があり付与されていたので、認証バッジがなかなか得られず、取得すると企業アカウントの多くは喜びの投稿をしていました。

>>参考: 東京ばな奈(@tokyobanana1991)2021/6/11投稿より
東京ばな奈公式X(Twitter)アカウントでは認証バッジ取得の喜びの投稿をしていました。

参考画像:東京ばな奈(@tokyobanana1991)2021/6/11投稿より

イーロン・マスク氏がCEOに就任しサブスクサービス「Twitter Blue」(現在:X Premium)契約による取得となった

イーロン・マスク氏がX(Twitter)に就任した2022年の年末から、認証バッジに関して改定が続きました。
2022年11月からカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスで、有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue(現在:X Premium)」のサービスを開始しました。このサービスに加入すると、日々のTwitterの投稿などに便利な機能が使えるだけでなく、認証バッジを有料で取得できるようになり話題になりました。
その後、2023年1月に日本で、2023年3月に世界で「Twitter Blue(現在:X Premium)」のサービスが正式にスタートしています。

そのため2023年春ごろに、公式アカウントには認証バッジが無いが、「Twitter Blue(現在:X Premium)」に契約をした偽アカウントに認証バッジが表示されているという混乱が生じていました。

X(旧Twitter)が認証バッジの色分け(青、金、グレー)をスタート

イーロン・マスク氏がCEO就任してすぐに認証バッジを色分けすると情報を発信していたように、2023年3月にはX(Twitter)社の認証システム「Twitter Verified Organizations(Twitter認証済み組織)」(現在:X認証済み組織)の受け付けをスタートしています。

>>参考: Elon Musk(@elonmusk) 2022年11月25日投稿

参考画像:Elon Musk(@elonmusk)2022年11月25日投稿

2023年4月に、イーロン・マスク氏は旧来ルールで付与した青の認証バッジを削除すると発表しました。

>>参考: Elon Musk(@elonmusk) 2023年4月12日投稿

参考画像:Elon Musk(@elonmusk)2023年4月12日投稿

その後、2023年4月には、X(Twitter)社の投稿で「Twitter Verified Organizations(Twitter認証済み組織)」(現在:X認証済み組織)について紹介されました。 金色バッジ、グレー色バッジについては改めて契約や申請が必要になりました。

>>参考: Marketing JP  (@MarketingJP)

参考画像:Marketing JP(@MarketingJP)

X(旧Twitter)の3色認証バッジ(公式マーク)

X(旧Twitter)の認証バッジは青、金、グレーの3色あります。

それぞれの色には対象アカウントの分類があり、契約料金が発生するものやX(Twitter)社から付与される場合もありますので一つずつ紹介します。

>>参考: Xヘルプセンター「Xプロフィールのラベルとチェックマークについて 」

X(旧Twitter)青色バッジ

X(Twitter)認証バッジイメージ:青色バッジ

>>参考:  NHKニュース(@nhk_news)

>>参考:  Xヘルプセンター 「Xプレミアムについて」

X(旧Twitter)金色バッジ

X(Twitter)認証バッジイメージ:金色バッジ

>>参考:  Google Japan(@googlejapan)

「X認証済み組織」による認証バッジを取得すると、アカウントのプロフィール画像の形状が四角に変わります。また、「関連アカウント」という子アカウント分の契約をすると、アカウントごとに連携も可能です。

>>参考:  Xヘルプセンター 「X認証済み組織とは」

X(旧Twitter)グレー色バッジ

X(Twitter)認証バッジイメージ:グレー色バッジ

>>参考:  内閣官房(@Naikakukanbo)

金バッジと同様に、「X認証済み組織」でのバッジ取得をすると、プロフィール画像の形状が四角に変わります。

ここからはFacebookページ、Instagram、についてまとめております。

Metaグループの新サービスMeta認証(Meta Verified)について

Meta認証(Meta Verified)サービス開始

X社を追いかけるように2023年7月、Meta社がグループSNSサービスのFacebookとInstagram向けに、有料サブスクリプション「Meta認証」をスタートし、日本でも順次スタートすると発表されました。

参考画像:2023年7月、Meta社がグループSNSサービスのFacebookとInstagram向けに、有料サブスクリプション「Meta認証」をスタートのWebサイト

>>参考:  InstagramとFacebookのサブスクリプション「Meta認証」を日本でも提供開始

オーストラリアとニュージーランドで2023年2月にテストを実施し、利用者からの要望などを収集したところクリエイターアカウント利用者からの認証バッジサービスのリクエストが多かったようです。また多くのフィードバックを活かして、将来的に新たな機能を検討して行くと発表しています。

>>参考:  Testing Meta Verified to Help Creators Establish Their Presence

既に認証バッジを取得している企業アカウントはどうなるのか

著名人、有名ブランド商品、企業などのアカウントで、以前からのガイドラインの条件を満たし、既に認証バッジを取得しているFacebookとInstagramのアカウントは、現状のまま無料で認証バッジが付与されたままとなります。

Meta認証(Meta Verified)の対象者について

下記の認証利用資格の条件を満たす必要がありますが、基本的に18歳以上の個人ユーザー、クリエイターアカウントが対象となります。


ブランド商品、企業などのビジネスアカウントは対象外です。
まだ認証バッジを取得していない企業は、いままでどおりに申請をして認証バッジの取得を目指すことになります。
ゆくゆくは、ビジネスアカウントにも利用価値のあるサブスクリプションサービスを構築したいとMeta社は発表しており、今後の動きを注視していきたいところです。

>>参考:  Instagramヘルプセンター_コミュニティガイドライン

Meta認証(Meta Verified)の特典機能とメリット

大きく下記の4つがMeta認証のメリットとなります。

Meta認証(Meta Verified)の利用料金

申し込み方法が違うと若干金額が変わるため注意が必要です。

先でも触れたとおり、現時点では「Meta認証」の登録利用は、FacebookもInstagramもビジネス系のアカウントは対象外のため、いままでどおり無料で付与される認証バッジの取得をめざして申請をする必要があります。
ここからは、Facebook、Instagramの認証バッジの取得についてまとめました。

Facebookページの認証バッジ(公式マーク)

Facebookでは2013年から日本でも認証バッジ申請がスタートしました。
特に実名制のFacebookでは、なりすましアカウントとの差別が必要で認証バッジがあることは信頼感を与えることになります。 また、Facebookの検索結果に上位表示されやすくなるようですので、認証バッジ申請をお勧めします。

>>参考:  Facebookヘルプセンター:認証済みページ、認証済みプロフィールとは何ですか。

>>参考:  Adobe Creative Cloud(@AdobeCreativeCloudJapan.jp )

参考画像:Adobe Creative Cloud(@AdobeCreativeCloudJapan.jp )

Facebook社(現 Meta社)2019年10月30日グレーバッジを廃止

地方を中心としたローカルビジネス、中小企業、団体の場合はグレーバッジの取得が可能でした。申請もしやすく取得もしやすかったのですが、2021年10月にグレーバッジは廃止となりました。
当時、グレーバッジを取得していた企業にとっては認証グレーバッジが突然消えるということが起こったようです。(Facebook社からはアカウント側の投稿画面にメッセージが表示されたようですが、あまり気が付かれていなかったようです。)

参考:以前表示されていたグレーバッジ

>>参考: LeTAO -小樽洋菓子舗ルタオ-(@letao.jp )
こちらの北海道小樽を拠点としている洋菓子メーカーLeTAO の公式Facebookページには、以前グレーバッジが表示されていましたが、現在は表示されていません。

参考画像:LeTAO -小樽洋菓子舗ルタオ-(@letao.jp )以前のFacebook認証、グレーバッジ

※当時のプロフィール画面(カバー画像)のため現在のものとは異なります。

Facebook社(Meta社)は「ベストプラクティス」が重要だと宣言

グレーバッジがなくなることで、そのアカウントの検索結果へ影響は無いとFacebook社(Meta社)は言っています。
Facebookユーザーにページを見つけてもらい、フォローしてもらうためにも、より検索され上位に表示されるために最適化する条件となる「ベストプラクティス」を推奨しています。

「ベストプラクティス」では、アカウント分類でカテゴリー選択も適当にせずに実際のビジネスに最も近いカテゴリを選択することや、実店舗がある場合は住所を追加し、ページにプロフィール写真とカバー写真を追加することなどを推奨しています。

>>参考:Facebook Businessヘルプセンター
  ページを見つけやすくし、フォロワーのエンゲージメントを高めるためのベストプラクティス

Facebookページの認証バッジはブルーバッジのみになり直接申請が可能

現在Facebookページの認証バッジは、他SNSと同様に一種類となりブルーバッジのみとなっています。
2021年9月Meta社による申請プロセスの公平性を実現するため、利用者がスムーズに申請フォームから直接申請が出来るように変更されました。

Facebookページ認証バッジの申請フォームの場所

下記ページの「プロフィールまたはページを認証する」にフォームのリンクがあります。

>>参考:Facebookヘルプセンター
 Facebookの認証バッジをリクエストするにはどうすればよいですか。

Instagramの認証バッジ(公式マーク)

Instagramでは2014年12月から認証バッジが導入されました。
PC画面ではアカウント名の右横に表示され、アプリでは画面トップに表示されるギザギザの青いマークがInstagramの承認バッジです。

>>参考:  3coins_official(3COINS(スリーコインズ))

参考画像:インスタ、3coins_official(3COINS(スリーコインズ))

Instagram認証バッジは2021年9月に直接申請が可能になった

以前は、Instagram社の独自の判断で限られた有力アカウントに付与されていましたが、上段で触れたとおり、Facebook同様Meta社の傘下であるInstagramは、2021年9月に認証バッジの申請プロセスを改善したことを公表しました。
現在は、申請フォームでユーザーによる直接申請が可能になりました。

>>参考: Meta  Instagram、認証バッジの申請プロセスのアップデートを発表

参考画像:Instagram、認証バッジの申請プロセスのアップデートを発表のWebサイト画面

Instagram認証バッジは却下されても30日後に再チャレンジ出来る!

申請が承認されない理由は、ガイドラインの情報を満たしていないという返答が来ますが、30日後に改めてチャレンジできるので一度きりであきらめずに、条件となるポイントを確認し再申請しましょう。

>>参考:  Instagramヘルプセンター_Instagramで認証バッジを申請するための要件を教えてください。

まとめ:2023年11月現在のSNS認証バッジ申請

X(旧Twitter)→自己申請可能・有料サブスクリプションサービス加入

  • 青の認証バッジ:個人や企業アカウントの場合「Twitter Blue(現在:X Premium)」に契約。
  • 金の認証バッジ:予算が確保できるのであれば「Twitter Verified Organizations(Twitter認証済み組織)」(現在:X認証済み組織)に契約。

※X(Twitter)広告を始める場合は「Twitter Blue(現在:X Premium)」の契約が必要です。

Meta社の新サブスクリプションサービスサービス「Meta認証」

ビジネスアカウントは対象外。いままでどおり無料で付与される認証バッジの申請をする。

Facebook→ブルーバッジの自己申請可能

(現在は、地方の中小企業向けグレーバッジは廃止)

Instagram→自己申請可能

※30日後に改めて再申請できる。

各SNSでガイドラインやポリシーが明確化され、申請フォームによる直接申請ができるようになり、さらにX(Twitter)においては有料サブスクリプションサービスの加入が必要となりました。
SNS運用担当者としては以前よりは取得までのハードルが下がったように思います。

一方で、申請する立場にあるユーザー側は受け身であることには変わりなく、認証バッジ付与までに時間の掛かり方もマチマチで、未だに筆者も運用しつつ勉強中でございます。

お気軽にお問い合わせください。

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Instagramのアルゴリズム対策をしている投稿事例https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/instagram/blog-20231018/Wed, 18 Oct 2023 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=7330

Instagramのアルゴリズム対策となる投稿を企業公式アカウントを参考にまとめました。]]>

Instagramではアルゴリズムが話題になり、エンゲージメントを得るために投稿を工夫することが重要視されています。そこで今回はアルゴリズムについて大枠をおさえつつ、アルゴリズム対策をしている企業アカウントの投稿事例をまとめました。

Instagramのアルゴリズムとは

Instagram社が判断した興味関心度の高いコテンツが表示される。

実は私たちのInstagram画面に表示されている多くの投稿は、単純に時系列で流れているのではなく、Instagram社が閲覧者にとってより興味関心の高いコンテンツを表示させるためのアルゴリズムによる判断システムを通して精査されているのです。

また判断するための基準には、投稿したコンテンツが得たエンゲージメントが重要視されていると言われています。

SNSでのエンゲージメントとは、他者ユーザーが自身のアカウントの投稿に対するリアクションで、「いいね」、「シェア(リポスト、リツイート)」、「コメント(リプライ)」などです。

エンゲージメントを多く得ることでアルゴリズムによる評価を高め、投稿したコンテンツが画面に表示されるチャンスが高くなり、多くのフォロワーやフォロワー以外のユーザーとの接点が得られる可能性を上げることができるということになります。

ストーリーズにもアルゴリズムが影響する

実際に、Instagramを閲覧している私たちの画面にどのように影響するかというと、ストーリーズをすぐにタップしてもらえるように「ホームタブ」の上部左側に表示してもらえるようになったり、フォローしていないアカウントでも表示される画面の「発見タブ」の上部に表示されるようになったり、します。

参考画像:ストーリーズの表示場所。

WEBサイトの運用で耳にするSEO対策のような考え方が、アルゴリズムによってInstagramにも必要になってきたということになります。

Instagramが重要視しているエンゲージメント

どれだけ「いいね」数を得れば良いのかなど、具体的な数値は発表されていませんが、重要視されているのではないかというエンゲージメントがあります。当ブログでは詳細は省略しますが、閲覧するタブ画面や投稿機能によって、何を重要視しているかなどのポイントが変わるようですが、ここでは大まかなことを押さえたいと思います。

インスタグラム社によるアルゴリズムについての発表

Instagram社の発表によると、投稿に関する内容や位置情報や、また投稿者(投稿したアカウント)の交流履歴、閲覧者の動きなどをチェックしているようです。

さらには、タイムライン(フィード)画面への投稿、ストーリーズ投稿、リール(動画)投稿、発見タブ画面と、機能や画面ごとにチェックしているポイントが異なることをインスタグラム社は発表しています。

>>参考:インスタグラム社ブログ(インスタグラム社代表_Adam Mosseri(アダム・モリス)氏寄稿
 Shedding More Light on How Instagram Works

上記のブログ内容を大まかにタイムライン(フィード)画面とストーリーズ投稿、発見タブ画面についてポイントをまとめてみました。

タイムライン(フィード)画面とストーリーズ投稿でチェックされているポイント

ここで表示される投稿は基本的に閲覧者がフォローしているアカウントの投稿が表示されます。

「閲覧者」による4つの交流の可能性をチェックしている。
  • 投稿に数秒間費やす可能性
  • コメントする可能性
  • 「いいね」 を再共有する可能性
  • プロフィール写真をタップする可能性

発見タブ画面でチェックされているポイント

基本的には閲覧者がフォローしていないアカウントが表示される画面です。

「閲覧者」の過去の活動をチェック

過去にどのような投稿に「いいね」をしたのか、保存したのか、コメントしたのかなどの活動がチェックされています。

「投稿」に関するチェック

投稿に対して他者ユーザーからの「いいね」、コメント、共有、保存した回数と速さなどがチェックされ、特に発見タブ画面では重要視されている。

「投稿者」とのやり取りの履歴

閲覧者がフォロワーでなくても以前にやりとりがあったかどうか。

「閲覧者」の活動

どの投稿に「いいね」をしたり、保存したり、コメントしたりしたのか、過去に 発見タブ画面で見た投稿に対してどのように操作したかなど。

投稿者に関する情報

過去数週間にその閲覧者とやり取りした回数などがチェックされる。

エンゲージメントを得る投稿対策を考える

他にもアルゴリズム対策で挙げられているエンゲージメントはいくつかあるようですが、上段に紹介しているインスタグラム社代表のAdam Mosseri(アダム・モリス)氏のブログから、主に「いいね」、「保存」、「コメント」、投稿に費やす時間について着目したいと思います。

エンゲージメント数を上げるために、Instagramの運用に当てはめて投稿内容を考えることがアルゴリズム対策となると想定しました。

アルゴリズム対策となる企業のInstagramフィード投稿事例

今回ご紹介する企業アカウントは複合的にアルゴリズム対策をとり入れているように見受けられます。Instagram運用にぜひ参考にしたい点があるのでまとめました。

キリンビール

>>参考:  @kirin_brewery

飲料メーカー、キリンビール株式会社の公式Instagramアカウントです。
ビールの豆知識や季節に合わせた料理レシピの紹介など、ビールと日々の楽しい生活を提案するコンセプトが感じられます。画像や動画などのビジュアル重視のInstagramではコメントを入力してもらうことが難しい傾向がありますが、こちらの事例のように「飲んでみたいと思ったらコメント欄に「💚」ハートの絵文字で教えてくださいね。」と簡単なコメント入力方法を提案していることでユーザーによる絵文字でコメントを得ています。

対策ポイント 
  • 滞在時間:投稿は動画(リール)や複数枚の画像で豆知識や料理レシピを紹介しています。
  • 保存:レシピの投稿は後で料理してみようと思うお役立ち情報なので「保存」されやすいです。
  • コメント:文章を入力するには手間がかかりますが、絵文字でリアクションするように誘導し、手軽にコメントする方法を提案しています。
参考画像:キリンビールの公式Instagramアカウント、絵文字でしているフォロワーのリプライ。

100円ショップ ワッツ(Watts)

>>参考:  @watts_100

100円ショップチェーンのワッツ(Watt)の公式Instagramアカウントです。
プロフィール画面に表示される1枚目の画像にはテキストなどはなく、シンプルに商品の画像が表示されるように投稿されているので、統一感もありお洒落なイメージです。
2枚目以降に商品の説明を映像と画像で投稿しており、使い方や組み立て方、サイズは分かりやすく大きな文字でしっかりと説明されています。複数画像の投稿をすることで、横に画像をスワイプして閲覧するかたちになりユーザーによる閲覧時間が長くなることでアルゴリズム対策となっています。また店舗に行った際に、もう一度見ることが出来るように「保存」に繋がるコンテンツ投稿です。
加えて、一般ユーザーから商品についての質問がコメントで寄せられると、公式アカウントからコメント返信している点もアルゴリズム対策となります。さらには海外からの英語のコメントにも英語で返信しており運用体制に感動します。

対策ポイント 
  • 滞在時間:画像複数枚で商材を紹介、生活にちょっと役立つグッズを紹介。
  • 保存:もう一度確認したくなる情報投稿。
  • コメント:商品の質問など一般ユーザーからの質問に対応。
参考画像:100円ショップ ワッツ(Watts)公式Instagramアカウント、各商品のTipsが分かりやすい投稿。
参考画像:参考画像:100円ショップ ワッツ(Watts)公式Instagramアカウント、コメントに対して返答している。時に英語での対応も。

JTB公式Instagramアカウント

>>参考:  @jtb_jp

大手旅行代理店、株式会社JTBの公式Instagramアカウントです。
お勧めのホテルの情報や旅行のプランを提案するコンテンツ投稿と、一般ユーザーの美しい写真をリポストして紹介するUGC投稿の2つからなるハイブリット運用がされています。
上段でも紹介した企業アカウントのように、キャプション文で「行ってみたい!と思ったら「❤」でコメントください!」とコメントをユーザーに訴求する呼びかけをしています。

また、複数の画像で投稿しているコンテンツ投稿の最後の画像には、他にもあるコンテンツ投稿の紹介や、指定#ハッシュタグの「#joytb」を付けて投稿するようにUGCを訴求するメッセージや、エンゲージメントとなるリアクションを閲覧したユーザーが忘れないように「保存」や「いいね」をイメージさせるお礼文がありました。

対策ポイント 
  • 滞在時間:他企業アカウントと同様にコンテンツ投稿の複数画像により閲覧時間が長くなります。
  • 保存:旅行プランの提案投稿は次に行きたくなる提案であるため「保存」数を高める内容です。
  • コメント:文章でのコメントはしていないが、お礼をこめて「いいね」でライトな返信対応している。
参考画像:JTB公式Instagramアカウントのリポスト投稿。
参考画像:参考画像:JTB公式Instagramアカウントのスライド系のコンテンツ投稿。

アルゴリズム対策となる企業のInstagramストーリーズ投稿事例

ストーリーズはフォロワーにだけ表示され、24時間で消える投稿機能です。軽めのお知らせとして1枚画像で投稿することもいいですが、アルゴリズムを考慮してエンゲージメントを得られるような投稿をしたいものです。

ロクシタン | L’OCCITANE en Provence

>>参考:  @loccitane_jp

フランス系化粧品ブランド、ロクシタンジャポン株式会社の公式Instagramアカウントです。
新商品の紹介とそれに伴うキャンペーンを実施したり、商品の使い方や内容説明がカタログのような綺麗な画像と一緒に投稿されています。通常のフィード投稿と連動してストーリーズを活用しています。

こちらのアカウントで投稿されたストーリーズは新商品の紹介ですが、スタンプ機能を利用してアンケート投稿していました。選択タイプのアンケートは、ふとタップしたくなるためフォロワーから反応が得られやすいためお勧めです

参考画像:ロクシタン | L’OCCITANE en Provence公式Instagramアカウント、ストーリーズにスタンプを活用してユーザーが反応しやすい投稿をしている。

オハヨー乳業 公式Instagram

>>参考:  @ohayo_milk

乳製品メーカー、オハヨー乳業株式会社の公式Instagramアカウントです。
通常のフィード投稿は、牛乳だけでなく美味しそうなデザート商品の紹介が投稿がつづいています。可愛らしい生活を感じられるテーブルがいろいろな商品で入れ代わり彩られて可愛らしい画像による投稿が続いています。
ストーリーズでは、一般ユーザーからのお手紙などを紹介してアーカイブ掲載しています。下記のストーリーズ投稿ではスタンプ機能を利用してクイズ投稿をしていました。商品に関してのクイズで、数秒の間に挑戦できるため、ユーザーはタップしたくなる投稿です。

参考画像:オハヨー乳業 公式Instagram、ストーリーズにスタンプを葛生している投稿。

まとめ:Instagram運用にアルゴリズムを意識することからはじめよう

閲覧者の行動もアルゴリズムで考慮されてマッチングされているため、企業アカウント側ではコントロールできない面もあり難しい点がありますが、投稿プランを立てるときに少しだけでもアルゴリズムを意識して運用をすることはSNS担当者には必要だと思いました。

今回事例から得られたことは、

コメントを訴求するキャプション文

  • コメント数を増やすために簡単な絵文字でリアクションできるように提案する。
  • キャプション文の上部に訴求内容を入れる。早い段階で読めることがポイント。

コメントに返信する

  • 交流を持つことでアカウント同士の親密度をチェックできるため、出来るかぎり対応する。
  • コメント文章で返信することが難しい場合は、「いいね」でライトに対応することも有効。

タイムライン投稿の工夫

  • 閲覧時間を長くするために複数画像や動画での投稿。
  • あとでチェックするために「保存」されるお役立ち感のある投稿。
  • 既に投稿している他のコンテンツの紹介を入れる。

ストーリーズ投稿

  • スタンプ機能を活用して閲覧者がリアクションしやすい内容にする。

お気軽にお問い合わせください。

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